チュッ
とおっぱが私の血を吸う音だけが響く
私とは反対方向にある鏡に
自分の姿が映る
どくどくと血が溢れる
🌙「…おっぱ…
制服に…」
私がそう言うと
胸元まで垂れてきた血を
舌で舐める
🌙「んっ。」
とっさに変な声が出る
おっぱがやっと顔を離す
口元に付いた血を拭ってそれをまた舐める
🐿「…甘すぎて
酔いそう。」
そう言ってまたおっぱに手を引かれる
ドサッ
おっぱのベッドに倒される
🌙「…もう十分でしょ…」
目の前がチカチカする
🐿「…ダメ。
全然足りない。」
そう言ってまた噛み付く
(もう…)
止めようとしてるのに声が出ない
(なんで…!?)
うまく体が動かせない
??「おいテヒョン、もうやめろ。
あなた貧血だぞ。」
(誰…?
この声…ボムギュおっぱ。)
🐿「…ひょん、
俺…酔い_
おっぱは何か言いかけたあと
私の横に倒れてしまった
(おっぱ!?
…あれ…私も…)
そのまま私も意識が無くなった
▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️
(ん…)
私は目が覚める
隣を見ると
おっぱがいつもの優しい顔で眠っている
(あ…血。)
おっぱの口についている血を拭く
ガチャ
扉が開いてボムギュおっぱが顔をのぞかせる
🐻「起きた?」
🌙「あ、おっぱ…」
起き上がろうとしたけどまだフラフラする
🐻「まだ動いちゃダメだよ。」
そう言っておっぱは私の隣に座る。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!