*あなたside
センラくんに告白したところ、なんか適当にあしらわれた。
反応うすすぎない!?
こう見えて、結構モテるのよ!私!!
おかしいでしょ!!
だって、卒業式だよ!?女子達が告白する大大大チャンス!!
そんな日に、告白しない方がおかしいよ!
実際いないかもしれないじゃん!!
ほーら、やっぱり!
いつも電話じゃセンラくん、飽きると思って!
ずっと小さい頃からセンラくん呼びだったし、今更変えるなんてムリ。
こんなにもカッコよくて、優しくて、面白い人、見たことないもん。
というか………
うらたんは幼なじみ&友達としては好きだけど、恋愛的な好きではないんだよねぇ。
なんでだろ…
私は、高身長で、優しくて、面白い人がタイプなんだけど…
うらたんは私のタイプにひとつしか入ってない。
噂(?)をすれば本人登場。
あ、マジギレスマイルだ…
よし、ここは上手く…
o(`・ω´・+o) ドヤァ…!
どう?上手いでしょー。
うらたんにとっては地雷だったみたい。
あれ?めちゃめちゃいい感じだったつもりなんだけど…
おお!うらたんの機嫌が治った!
いやいやいや、私チビじゃないし?チビじゃないし?
は?
対して変わらないじゃん!!
うん、センラくん、やっぱりカッコイイ。
うらたんとは大違い。
センラくんの腕に飛びついてギューッとする。
やっぱり好きじゃなくて大好き!
"まだ"!?
ふふふ、センラくん、そんな風に思っててくれたんだ。
さらにセンラくんの腕をギュッとする。
これからも、こんな風にギャーギャー騒いでいきたいな。
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身長 145cmあたり
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。