ある平凡な休日…
勢いよく私のスマホが鳴った。
相手は、モトキからだった。
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もっきゅん☆
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私はダッシュで支度をして、勢いよくドアを開け、出た。
数十分後_
私はドタドタと足音を立てて、廊下を走る。
“ガチャ”
私は息を切らせながら聞く。
困ったような顔をしてるシルク。
いつもと変わらない顔のぺけたん。
“わからない”っていうふざけTを着たダホ。
そして本日の問題児だという少々様子のおかしいマサイ。
飲み物の入ったコップをマサイに手渡すモトキ。
優男〜。
マサイは、その飲み物を“グイッ”と一気飲みした。
そして、一息吐く。
マサイは驚いた顔する。
みんな察したみたい。
私も察した。
1人だけは、分かってないみたい。
私は、りさちゃんに電話をかけることにした。
ワンコール
ツーコール
スリーコール
…
出ない。
少しするとスマホから、
“ただ今電話に出ることができません”
と、留守モードになってしまった。
なにか情報がもらえないかと、くまみきちゃんにもL♡INをする。
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Kümämïkï☺︎
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やっぱ、そうだよね…
不満そうな顔をするマサイ。
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なんとな、有力な情報をゲットした。
私の異変にすぐさま気づく、シルク。
そう言ったマサイは、すぐさま立ち上がり走り出す。
その後をマサイをみんなが追いかける。
手をとられ、グイッと引っ張られる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。