第39話

( ´•௰•`)
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2018/09/15 03:51
あなた

ねぇもう疲れたぁ
どこ行くつもり〜?

マホト
もぉどこでもいいなら入るけど?
そういうとマホト(私)は頷いたので、私はすぐ近くのカフェに入った。
店員さんにすぐ案内され、指定された席に座る。
椅子に座り、落ち着くと、どこもかしこも違和感だらけだということに気づいた。
視界にはいる髪の毛。
白くてしっかりした手。
すらっとした足。
喉に重さも感じる。
男の子の身体…だ…
あなた

ねぇ、なんで黙ってるわけ?

頬杖をして私をじっと見つめる私。
私ってこんな顔してたんだと、まじまじと見つめてしまう。
マホト
ご、ごめん…。
あなた

これ…いつ戻るんだろ。

マホト
う〜ん…?
あなた

一生このままとか…ないよね。

マホト
!?
一生…このまま?!
あなた

ねぇあなた…ちゃん?大丈夫?

マホト
大丈夫じゃないに決まってんじゃん!
あなた

!?

マホト
私…ワタナベマホトとして生きていく自信ないよ…
あなた

そりゃあ、俺だってあなたちゃんとして生きてけない。

真っ直ぐな眼差しでこちらをみる、マホト(私)。
いつものマホトの瞳とは違う。
私の瞳で、
見つめてくる。
マホト
どうにかして…
戻る方法を探さないと…
あなた

あっ名案!

マホト
!?

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