第18話

(*゚▽゚)ノ
945
2018/04/30 10:39
#マサイside
見つけた…
りささん!
マサイ
はぁはぁ。
俺の息を切らす声で気づいたのか、ゆっくりとりささんは振り向いた。
りさ
マサイくん!?
奇遇ね〜
りささんは意外にものんびりとベンチに座っていた。
マサイ
奇遇ね〜って…
りさ
どうしたの〜?
りささんは澄ました顔でいる。
マサイ
りささん、探した。
りさ
俺の中で何かが弾けた。
マサイ
めっちゃ探したっ。
すごく心配したっ!
りさ
マサイ。もう我慢できません。
“ギュッ”
俺は、座ったりささんを立ち上がらせ抱きしめた。
りさ
ぇっ…
消えそうな声で、小さく呟くりささん。
もう、可愛くて。可愛くて。仕方なかった。
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シルク
小声:)おいおい!
マサイがりささんに、だっ抱きついてる!?
モトキ
は!?
ンダホ
うっそ?!
ぺけたん
やっちゃった系だ。ね、これ。
みんな食いつくようにその光景を除き見する。
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すると、りささんの表情がフッと緩む。
りさ
分かった。分かったから。
っと、優しく囁く。
りさ
心配してくれて、ありがとね。
りささんは優しく、俺の頭を撫でた。
気持ちが一気に軽くなり、飛んでいきそうな気分だった。
マサイ
りささん。
りさ
ん?
マサイ
俺…
りさ
私…
タイミングが重なり、お互いの名前を呼ぶ。
やばい。俺。
もう、言ってしまいそう。
マサイ
りささんのことが、
りさ
マサイくんのことが、
一同
好きです。
い、今なんて…?

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