第31話

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806
2018/07/31 22:28
シルク
遊ぼ〜よ。
そう言って来たのは、ゲームセンター。
あなた

あっ、これ可愛い〜

私が見つけたのは、可愛いキャラクターのぬいぐるみ。
シルク
でっか。よっしゃ、やるか!
あなた

わ〜い!

そう言ってシルクは、銀貨を入れる。
数分後_
シルク
はい、どーぞ。
あなた

すごっ!

シルクは、4、5回目でコツをつかみ簡単に取って見せた。
あなた

"意外と"器用なんだね 笑

シルク
"意外と"ってなんだよ 笑
本当に。
シルクって、なんでもできちゃうんだね…
シルク
…どんな顔してんだよ 笑
あなた

へっ?!
べ、別にフツーの顔だし。

今は
今だけでも
こうやって話せるだけで幸せです。
シルク
あぁ、今の顔。
写真撮っとけば良かったなぁ 笑
あなた

バカにしないでよ!笑

シルク
はぁーい。
こういう会話も、嫌いじゃない。
あなた

あ、こんなところにあったんだぁ

シルク
ん?何が?
シルクが、顔を近づけて聞いてくる。
あなた

プリクラ!新機種なんだよ〜

シルク
せっかくだし、撮る?
あなた

?!

私の顔をみて、シルクがクスッと笑う。
シルク
は〜い、お金入れちゃうぞ〜
あなた

えっちょっ…

シルク
待てませ〜ん
自由人すぎる…
"チャリン"
私は、仕方なく画面の操作を進める。
シルク
今のプリクラって、すごいねぇ
あなた、手慣れてんなぁ 笑
あなた

それ、褒めてる?

シルク
わぁ〜かんない!
シルクって、本当に実際に関わって見ても動画とあんまり変わらないんだなぁ。
そんなことを考えていると、画面に"移動してね"の文字が。
私たちは、小股で中へはいった。
室内は、思ったよりも狭くて、どうしてもシルクとの距離が近くなる。
シルク
アデューで撮ろ。
あなた

おっけー

"いくよ〜 3 2 1"
"カシャッ"
シルク
あ、俺絶対目ぇつぶったァ 汗
あなた

よし、絶対現像しよ。

シルク
おいやめろっ 笑
"カシャッ"
あなた

あ〜、すごいとこ撮られた 笑

シルク
言い合ってても、美顔じゃん
あなた

さすが新機種!

その後も何枚か撮り終わると…
"左に移動してね"
という文字が出てきた。
あなた

やっぱシルク、目つぶってる 笑
つぶってるっていうか、白目?笑

シルク
空気読めないプリクラだなぁ〜
ん、でも美顔だから 笑
シルクが熱心に落書きしながらそう言う。
そして落書きも終わり、プリクラが印刷され落ちてきた。
あなた

やっぱり、すごいなぁ。盛れ感。

シルク
でもやっぱ俺は、
するとシルクの人差し指が私の鼻のてっぺんに置かれる。
シルク
コッチのあなたの方が好きだな。
!?!?
あなた

な、なに?バカにしないでよね…///

私は顔をブンブン左右に振って、シルクの手を払い除ける。

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