第2話

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2018/03/26 03:22
そのままシルクは、あるカフェに入った。
もちろん、手はそのまま…///
店員さん
2名様ですか?
シルク
はい。
キリッと答えるシルクに胸を打たれる。
憧れの人と今こんな近くにいて、
こんな状態で。
ドキドキしないわけっ!///
店員さん
こちらの席にどうぞ。
私は、店員さんの用意した席にちゃっかり座る。
シルク
飲み物、何がいい?
あなた

え、えっと…

突然話しかけられて驚きを隠せず、コミュ障が出る。
あなた

お、オレンジジュースで…

シルク
ふっ。可愛いな。
あなた

ちょっ。

シルク
すいませ〜ん。
シルクが、店員さんを呼んだ。
店員さん
ご注文、どうぞ。
シルク
ミルクティーとオレンジジュースを1つずつ、お願いします。
店員さん
かしこまりました。
店員さんが、そそくさ返って行く。
あなた

あ、あのっ

気になったことを話すことにした。
すると…
シルク
しーっ
もう少し待って。
腕を伸ばし、しーっのポーズを私の口の前で…
少し触れた指に、胸は高鳴る。
店員さん
お待たせいたしました。ミルクティーとオレンジジュースをお1つずつお持ちいたしました。失礼します。
“コトッ”
店員さんは、ミルクティーとオレンジジュースを置いていくと、素早く場を後にした。
そして、苦々しい沈黙を数分味わい…。
ずっと気になっていたことを、話すことにした。
あなた

あっあの。

シルク
ん?
あなた

なんで、ここに…?

シルク
あぁ。そうだったね。
そう言って、シルクはリュックの中から数枚の写真を取り出した。

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