テヒョンの顔が頭にチラつく
何でこんな時に?
前の私 ?
いや 、前の私は ..
そう言いながらおっぱは
顔を近づけて来る
おっぱの瞳が揺れる
目を逸らすことができない.
あれ、私少しイラついてる ?
私はおっぱが好きなんじゃないの ?
違うよ、
そう言いたいのに何で言葉が詰まるの
あいつ、といえば多分テヒョンの事を言ってる
そういえばテヒョンどこいっちゃったんだろ、
あんなけ人に会うなって言っといて自分だけ外に ?
おっぱが私をどんっ、と突き放す
ぶんぶん 、と両肩を持たれてゆらされる
私はしっかりしてるのに、寝てる訳でもないのに、
もう嫌だ、テヒョンに会いたい
私の体を揺さぶり続けるおっぱが怖い
その時、
ドン っ
と、音を立てて
誰かが上から降ってきた。
こんな非現実的な現れ方
きっと ..
今1番会いたかった人が
目の前に現れた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。