第42話

🩸
2,306
2021/01/31 01:53
Y
Y
  ……っ  
 










急に顔を近づけてそう言うもんだから

視界がテヒョンでいっぱいになる













Y
Y
  …離れて、  







触れられないから

テヒョンを押し退けることも出来ないんだ.









Y
Y
  もう時間だし、  











昼休みは約1時間 ,
スマホの時計をこっそり確認すると

不運な事にまだ12時40分を指していた



















🐯
🐯
  あなたは僕じゃだめなの?  
🐯
🐯
  こっちは未練タラタラなんだけど.  ?  
Y
Y
  ……それは、ごめん  
🐯
🐯
  何で?  今、分かってくれたんでしょ?  
Y
Y
  でも、私の気持ちだって  
変わるよ ..
🐯
🐯
  邪魔者を排除したのに  
それでも僕を見てくれないの?
Y
Y
  …排除したって  
私が傷付くでしょ?
Y
Y
  私の好きな人はおっぱだった  
でも殺された, そりゃあ
テヒョンの事を嫌になるよ.
Y
Y
  テヒョンはもう、過去の人  
Y
Y
  私も前に進みたいの  
🐯
🐯
  じゃあ死んだから駄目なの?  
🐯
🐯
  僕が生きてたら良い?  
Y
Y
  、そういう事じゃない  













テヒョンには悪いと思ってる
でもあの時のテヒョンを好きな気持ちはもう無いんだ




そう言えば、分かってくれる ??
















Y
Y
  もう好きじゃないの、  
🐯
🐯
  ……そう  













テヒョンは私から離れると , 立ち上がった












諦めてくれたかな "

なんて思った私がバカだったね

























🐯
🐯
  じゃああなたを道連れにすればいいんだ。  
🐯
🐯
  少し早いけど,一緒に逝こう?  
Y
Y
  …、 あ、  
 














見上げると目の前に立つテヒョンは

人間の姿で , 私にナイフを向けていた.




















🐯"
🐯"
  一緒に死ねばいいだろ?  
🐯"
🐯"
  きっと楽になる、あなたも僕も。  















1歩ずつ近付いてくるテヒョンに

少しずつ後ずさる私

















Y
Y
  誰か、  
🐯"
🐯"
  ……、っ良い所なのに  .  
Y
Y
  、?  
 











急に顔を歪めてナイフを下ろすテヒョン


もしかして今、何かを感じ取った ??














🐯"
🐯"
  今日は絶対ジミンについて行くなよ?  
🐯"
🐯"
  あなたに何かあったら
直ぐにあいつも殺すから 。
🐯"
🐯"
  血の海になりたくなけりゃ  
言うこと聞け.
Y
Y
  え、









そう言ってテヒョンは一瞬で私の前から消え ,

ナイフだけが カシャン" と床に落ちた
















その直後、トイレの外から

誰かの足音と私の名を呼ぶ声が聞こえてきた
















🐇
🐇
  あなた先輩、  
🐇
🐇
  先輩  …!  
🐇
🐇
  何処ですか 、!?  
Y
Y
  ……っ  
Y
Y
  スビン、くん ..  !  












私は必死にそう叫んでいた _












プリ小説オーディオドラマ