第25話

🩸
2,665
2021/01/19 00:45






あの日から私は無心に過ごした .





Y
Y
  どうぞ、珈琲です  










だけど無心でいると何か勘づかれて


余計な心配をかけてしまうかもしれない。






だから私はこうやって皆の機嫌を取る.








Y
Y
  お疲れ様です 。  










態々外出してまで美味しい珈琲を他の社員に配る
















だけど1人 、厄介なのが居た 。



















Y
Y
  はい、どうぞ  










カタカタとパソコンを打つ手を止め ,


珈琲を手に取って匂いを嗅ぎ始める男 .








Y
Y
  良い香りですよね  









なんて私が言うと 、 バカにしたように



ふっ " と鼻で笑われた 。






こうやって笑ってくるんだ






何かあるなら言えばいいのに , そう毎回思う。


それが会社の中での唯一のストレスだった。





何時もは作り笑いを浮かべてその場を去るが



今日という今日はこの溜まりに溜まったストレスを発散する為に ,







刃向かってしまった。












Y
Y
  あの、何か  ?  









男が顔を上げ , ばちっ " と目が合う .











Y
Y
  何ですか?言いたい事があれば…  








私が少し大きな声を出すと 、


周りの音が静まったような気がした。









この空気感 、 良くない 。








Y
Y
  失礼致しました  







頭を下げて、すぐにその場を立ち去ろう 。











がしっ "






私の手首を誰かが掴んだ











🐣
🐣
  あなたさんってどうして
毎回頼んだものを間違えるの? ㅎ
🐣
🐣
  ブラックを頼んだのに  
いつもカフェラテが来るんだけど …












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こちら、書き溜めです 🙌🏼
出すか迷ってたけど 、このまま消すのも勿体無いので出しました (結局)

※あと1話あります.

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