第68話

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1,843
2021/02/27 19:06
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  分かったような口聞くな  
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  何にも分かんない癖に.  












僕が背負っている重みは誰にもわからない




そんな簡単なものじゃないんだ










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  先輩こそ僕の気持ちを  
御存知ですか?
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  1度も考えた事が無いでしょう  
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  は?  
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  確かにあなたさんは
尊敬している人です。
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  そうだよ  
だから僕は助けろって
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  助けに行く分は全然良いんですよ  
でも先輩が行く方がよっぽど良いです
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  だから僕は、行けないんだって..  
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  ジミン先輩 ..っ  
逃げですよ、それは!
                                                               





















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  僕が逃げてるって?  
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  はい、逃げています  
先輩には呆れますよ 。
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  おい、今なんて言った?  
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  呆れますって、言いました  








呆れます ??




上司に対して容赦がない発言.











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  何が言いたいんだ ?  
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  悪い事をしたのならしっかり謝罪をする ,  
それは社会人として当たり前な事です。
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  あなた先輩を好きならば  
謝罪してもう一度立ち向かえば
良いじゃないですか。








スビンは偶に声を荒らげながら



真っ直ぐ僕を見て目で訴えてくる










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  ごめん、気付かなかった  .  








スビンの言う通り僕は逃げてた










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  先輩、行ってきてください  







と、言いながら何処かに電話を掛けるスビン









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  ~ 、申し訳御座いません  ..  
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  では後ほど..  







電話を切ると 前を指差しながら , 両手で背中を押してきた .










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  ちょっと、何 ?  
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  何とか話はつけました  、  
ほらあなたさんが行っちゃう ..!
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  どうやって話をつけたんだ  ,  
課長を怒らせなかったか?
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  先輩と僕、明日と明後日残業です ..  
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  なるほど  、分かった  







そう言いながら 少し目尻に涙が溜まるスビン









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  うわぁ怖かった  …     
結構お怒りの様子でした ㅠㅠ
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  、申し訳ない  







ぽんぽん 、と頭を撫でると









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  先輩 っ  







僕のお腹を触りながら抱き着いてきた








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  あは、引いてます?ㅎ  
ってこんな場合じゃない 、
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  早くあなたさんの元へ  
急いでください!
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  ごめん、ありがと  










まあこんなやり取りをしつつも

僕達はあなたさんが居る方向へ追いかけていた .














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🐇
  僕は会社に戻りますね ~!  











振り向くと スビンは僕に背を向けていた





スビンは会社に戻って仕事の続きをするつもりだ
今回二人共残業になったのはきっと連帯責任だ





本当に申し訳ない ..

でも、スビンには感謝しないと 。












あなたさんが歩く方向は .. と
マップで調べてみる






この先にはスーパーと雑貨屋がある












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  走ったら追いつくかも  














行先はきっと 、 スーパーか雑貨屋かも






その可能性を信じて
まだ少しだけ見えるあなたさんを走って追った












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🐣
  あなたさん  








やっとの思いで 、 あなたさんに追いついた








Y
Y
  …っ  
🐣
🐣
  あなたさん、?  








あなたさんは苦しそうに両耳を押さえつける











Y
Y
  来ないで 、お願い  
🐣
🐣
  僕を拒絶してる?  
それはちゃんと謝る 、
Y
Y
  何を今更、  








と、逃げ出そうとする手を掴む









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🐣
  お願い、あなたさん  
🐣
🐣
  せめて僕の話を聞いて ?  
それでも拒絶するなら諦めるから.
 








僕にだって事情がある .


それをあなたに分かってくれるって自信があるから




諦める " なんて言ったんだ。









Y
Y
  …、ジミンさん、  









あなたさんは人目を気にしながら









Y
Y
  居ないよね、?  








時々見えない誰か " と話しながら









Y
Y
  取り敢えず、ここで  








小さなカフェへと案内しくれた








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