午後3時頃に来たこのメッセージを
無視続けて気付けば退勤時間
ジミンさんの誘いを無視するほど私は
ナイフを向けてきたテヒョンが怖くなっている
頭を下げて , 部署を出る
後ろから走ってきたスビンくん
ペコッと頭を下げ , エレベーターに乗り込む
そして 1階を押し , 扉が閉まる直前 ..
僅かな隙間に入ってきて , ドアが閉まった
普通の人間だったら勘づいても逃れられる
だけどスビンくんは 、唯一霊感のある人間
私がこう嘘をつき続けたり、知らないフリをして
それを指摘されるまで時間の問題だと思う.
自殺願望は無いと言えば嘘になる.
これも頭の隅で考えていた事 。
テヒョンがここに現れる事もストレスだし ,
何故かジミンさんと付き合ってる事になってるし ,
スビンくんも聞き出そうとしてくるし.
もう仕事を捨てて , 家に引き篭もりたい.
なんならおっぱを思いながら死んでしまいたい.
そうですか ... " と
肩を落として少し猫背気味になるスビンくん
何時も明るく元気なスビンくんの笑顔を
一瞬で奪ってしまったような気がして申し訳無く思う
1階に着いた事を知らせるアナウンスが流れ
少し背伸びして
スビンくんの頭を撫でてからエレベーターを降りた .
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!