悪戯っぽい顔で少しバカにしてくるグクさん
こんな風に話せている事が楽しくて仕方ない
今度は意地悪そうな顔をして口角を上げている
私がはしゃぎ回ってたせいで
グクさんは疲れていたのかな
私ってば 、 大人気ない 。
グクさんの手が私の頬に触れる
どう思ってる? って ..
その時 ふわっと体が宙に浮いた .
腰に回された何かは優しく私を包んでくれて
目の前にはグクさんの顔。
どうやら私、抱っこ ?されてるみたいです
そして私達はお互いの気持ちを知り、
晴れて付き合うことになった .
二人の様子を見ていた 何か
あなたには "まだ" 見える事はない 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。