会社の外で死人に下ろしてもらい ,
何事も無かったかのように入口へ進もうもした時.
後ろから声をかけられた.
見られてはいない 、はず。
無理やり笑顔を作って振り向いた .
私は今屋根の下
ジミンさんは傘をさしている
死人から教えて貰えなければ何も
答えられなかったんだろうな
手を握られた
大混乱で え? しか言えない。
これは死人から聞いていない話。
あいつが嘘をついてる可能性もある
だとしたら、どちらかが私に嘘をついてるって事だ
繋がれた手を 握り返した.
死人が言っていたことが , 頭に過ぎる.
」 腕やお腹を縛られ椅子に固定された " ジミンの目的はジョングクを殺した犯人 "
僕が来なかったらあなたは閉じ込められてた "
ジミンには気を付けて " 「
危険だ " 私の脳がそう言ってる.
咄嗟についた嘘
どうか見破らないでほしい。
重い話とは一体なんだろう ..
ジミンさんの悲しそうな瞳に惹き付けられる
どうしてバレたんだろう , 私は何を間違えた?
私の頭を ぽんぽんして ,
ジミンさんは先に行ってしまった.
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。