第3話

100日
1,011
2023/05/13 13:52
林side





私のジャニーズ人生の余命宣告はこの日から始まった









《なにわ男子CDデビュー決定!!》






スクリーンに大きく映し出されたこの文字。


とうとう、カウントダウンが始まってしまった、、









西畑「っ、ほんまにっ、、号泣」





大西「ヒクッ、、ふぅっ、、泣」





藤原「長かったっ、、、泣」





大橋「うわああああっ、、ヒクッ泣」






長尾「っ、、号泣」






道枝「良かったっ、、、泣」






高橋「、、ごめっ、泣、、、さいっ、、ふぅ、、、泣」








みんなが泣き崩れる中、私はその文字を見つめる事しか出来なかった。












大橋「あなたっ、、?泣」





『っ、泣』






大橋「おいでっ、泣笑」










みんな私達のところに来て熱くハグをする。


やけにその温もりが暖かくて、







『っ、ヒクッ、ううっ、、泣泣』













この涙はなんの涙なのか、分からなかった。

もう少しなにわ男子でいたかったから?

それともデビューがしたかったから?



どっちにせよ入所した時から叶わない夢だったでしょ

泣いてどうするの










「私見てるから、絶対、、デビューしてねっ、」




私の役目はデビューまでなんだから。








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