林side
『っ、、あーあ、言うつもりなかってんけどな、笑
大吾には勝てへんわ、笑』
『私がジャニーズ事務所に入った理由教えるわ』
西畑「キラキラした世界に憧れたからやないん?」
『まー、それもあるけどほんまの理由』
『私ら兄妹にはめっちゃ仲良い幼なじみみたいな子かおってなサラって言うねん、その子なジャニーズ事務所所属やねんで?笑けど入所後初めてのレッスンに行く途中に倒れた。病気見つかってん、その子の夢はデビューする事。サラは絶対病気治してデビューするって言うてたわ、けど無理やった。どんどん病気は悪くなるばっかで余命宣告までされた。
ある日、サラが私に言うてきてん。あなたが私の代わりにデビューしてって、だから私はここにいる。サラの代わりにステージに立ってた。これが入所理由』
西畑「、、、そっか、そーなんや」
『、、サラの代わりやから、たとえどんな辛い事も乗り越えれた。けどな、関ジュのみんなと仲良くなって、なにわ男子に入れてもらえてその辺からサラの為やなくて自分のためにやってるみたいになって、夢中で、楽しくなっちゃって、、、泣
最低よな泣笑人の為とか言いながら自分のためやって、サラの代わりやのに、、泣』
西畑「、、そんなことない、あなたは最低なんかじゃないよ。人の為に出来るなんて凄すぎる。サラさんもきっと喜んではるよ、あなたが楽しそうにしてて絶対喜んでる」
『っ、、泣』
『っだから、私はデビューまでなの』
『サラとの約束果たしたからな、笑』
西畑「、、、っ、そっか泣」
『この事誰にも言ったらあかんで』
西畑「うん、分かった、泣」
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長文頑張って読んでな♡(
🤪🤪🤪🤪←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!