第16話

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2020/05/01 07:45
(なまえ)
あなた
ユンギ…オッパ?
ユンギ
ユンギ
あ、あぁ…ごめん、曲聴いてもらいたくて、
(なまえ)
あなた
その写真…見た?
ユンギ
ユンギ
…あぁ
(なまえ)
あなた
嘘…
ユンギ
ユンギ
お前…ヤンキーだったのか?
(なまえ)
あなた
…まあね、
(なまえ)
あなた
絶対…オッパ達には秘密にして、
ユンギ
ユンギ
…あぁ
(なまえ)
あなた
で、曲、聴こうか?
ユンギ
ユンギ
…なぁ
(なまえ)
あなた
ん?
ユンギ
ユンギ
俺の前ではありのままでいれば?
(なまえ)
あなた
えっ、?///
その言葉にときめいてしまうのが悔しかった。
ユンギ
ユンギ
その…大変だろ、?演じるのって
(なまえ)
あなた
…いや、でも、
ユンギ
ユンギ
良いから。命令。
(なまえ)
あなた
…わかった
あれ、オッパってこんなに優しかった、?
ユンギ
ユンギ
なんで俺がこんなに優しいのか気になってんだろ、?
(なまえ)
あなた
え、
ユンギ
ユンギ
お前が元カノにそっくりなんだよ、
(なまえ)
あなた
元カノ…?
ユンギ
ユンギ
そう。
ユンギ
ユンギ
だから、他の奴にはバラさないから、
ユンギ
ユンギ
俺の前ではありのままでいれば、?ㅋㅋ
(なまえ)
あなた
…っ///
私がその言葉に弱いの、分かって言ってきてる。
(なまえ)
あなた
…そーする、ありがと
ユンギ
ユンギ
で、これ、聴いてくんね?
(なまえ)
あなた
ん、いいよ
オッパから渡されたヘッドフォンを耳に当てる。












オッパがパソコンのエンターキーを押すと、耳に音楽が流れてくる。
















吸い込まれるような、不思議な感じ。















裏にはドラムやギターの音色も聴こえる。














オッパの歌声と合わさり、オッパだけの世界観を作り上げていく。













曲が止まり、ヘッドフォンを外してくれるオッパ。
ユンギ
ユンギ
ど、?
(なまえ)
あなた
いいんじゃない?
(なまえ)
あなた
「ユンギオッパ」って感じの曲だと思う、オッパにしか作れない感じ
ユンギ
ユンギ
なぁ、俺と2人の時は「ユンギ」で良いよ、お前の本当のキャラだと「オッパ」って呼ぶの似合わない、ㅋㅋ
(なまえ)
あなた
最低、ㅋㅋ
ユンギ
ユンギ
聴いてくれてありがとな、おやすみ
(なまえ)
あなた
おやすみ、
その後、私はベッドに寝転がって考えた。















もしユンギ以外にバレたら、私どうなっちゃうんだろう、って。














マネージャー、辞めなきゃいけなくなるのかな。














そんなの嫌だよ…















まだbtsと出会ってそんなに月日は経ってないけど、最高のグループだって思った。















だから…離れたくない。
















その日はすぐ眠りについた。













あんな事が起きるとは知らずに___

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