第260話

嫉妬🦌🔞
13,133
2023/01/18 11:07






🦌『あなた、今日遅くなるから先ご飯食べてて』


「えっ、昨日もそう言ってなかった?」


🦌『ごめん、カムバ前で忙しくて…』
🦌『あ、もう時間だ、行くね』


そう言うと、すぐに荷物を持って家を出てしまった
私の彼氏、ヒスン。


人気アイドルグループの最年長で、
もうすぐ新曲を出すらしい。


そのせいか、私たちは最近触れ合うどころか、
ヒスンの帰りが遅いためまともに会話もしてない。


「はぁ………」


私の仕事は家でリモートワークのため、
ずっとひとりぼっち。


今日は日曜日で休みなので、
ヒスンと少しでも時間が取れればいいと
思っていたのに……



と、ソファに沈んだその時。



ぴーんぽーん。



「?だれだろ、」





「はーい!」


がちゃ






🐆『あ、ヌナ。お久しぶりです』

🐆『ヒスニヒョンいますか?』


「え?ニキくん……?」


なんとそこには、ヒスンと同じグループのニキくん。


「あれ?今日はヒスンは仕事のはずじゃ、……?」



🐆『え?仕事?』




🐆『ヒスニヒョンがそう言ったんですか?』



「え、うん…仕事って言って、朝早く出てったよ」


そう言うと、ニキくんは顔を顰めた。






🐆『今日、僕達全員休みですよ』

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