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第29話

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2022/06/13 15:07
アイエン side


今日は1日ダンスレッスンの日だ。


僕はボーカルだけどダンスも嫌いじゃないし、なによりダンスを踊るかっこいいあなたヌナをずっと見ていられるからダンスレッスンは大好きだ。


ヌナは練習のときからすっごくキラキラしている。
ヌナは本当にダンスが好きなんだと思う。


僕はそんなあなたヌナが大好きだ。




ただ心配事もある。


最近、体力がもたないんだ。

バンチャン
バンチャン
よーし、練習始めようか!



リーダーの一声で始まった練習は想像以上にハードで。


1回踊っただけでも息が上がって、すぐ床に倒れ込んだ。


チャンビン
チャンビン
いやぁ、今回ダンスキツくない?!
スンミン
スンミン
なんていうか…初めてですね、こういうダンス
フィリックス
フィリックス
フォーメーションも複雑だし、ここの動きも難しいし…





よかった、疲れているのは僕だけじゃないみたい。


ヒョンたちですらこんなにしんどそうなのに、果たして僕は今日1日を乗り切れるのだろうか。


リノ
リノ
難しいから練習するんでしょ
リノ
リノ
ほらもう1回やるよ



こういうときのリノヒョンはプロ意識に溢れていて、ストイックでかっこいい。



ただ、今の僕にとっては鬼だ。



ハン
ハン
まじ?休憩なし???
リノ
リノ
休憩?そんなのまだいらないでしょ
リノ
リノ
ねぇあなた?
あなた
うん、もう1回やろうか!



…そうでした。

うちのヌナはリノヒョンに負けないくらいストイックなんだよな。


そんなあなたヌナに憧れて、練習生時代からずっとヌナの背中を追ってきた。


ヌナについていけるように、ヌナの隣に並べる男になれるように、頑張ってきたんだ。



アイエン
アイエン
よし!僕がんばる!!
あなた
おっ、イエナいいねぇ〜!



大丈夫、僕ならできる。



そう思って立ち上がった瞬間。




体に力が入らなくなった。


頭が真っ白になって、バランスがとれなくなって、前か後ろかもわからない方向に倒れた。






あなた
イエナっ!!!!




…ヌナの声が聞こえる。


ごめん、これじゃヌナの隣に並ぶどころか、僕はまたヌナを心配させちゃうかもしれない………