あなた「…短い間でしたが、お世話になりました」
駅まで見送りに来てくれたみんなに、頭を下げた。
猫又「いやいや、お礼を言いたいのはこっちの方だよ。」
ニコニコと笑いながら、「ありがとな、また飯作ってくれよ」と言ってくれた。
喜んで、と返事をすると、横から「ねぇ…」と声が聞こえた。
研磨「ほんとに…帰るの……?」
上目遣いで聞かれ、少し戸惑いながらも頷くと、研磨くんは目に悲しみの色を浮かべて言った。
研磨「もうちょっとだけ……もうちょっとだけここに居てよ…」
うう……
これはどうしたらいいものか…
助けを求めるように他の人達を見ると、言わなくても研磨くんと同じ気持ち、というのが分かるような顔で私を見つめていた。
ううう……
ほんとにどうしたらいいのか…
「あなたー!」
突然大声で名前を呼ばれ、振り返るとお兄ちゃんが走ってきた。
あなた「わざわざ迎えに来なくて良かったのに…」
花巻「いーじゃんいーじゃん」
随分と上機嫌にニッと笑う兄は、今気づいたのか音駒の皆を見るとあからさまに嫌そうな顔で睨みつけ、「行くぞ」と私の手を引っ張った。
あなた「ちょっ……まだ…っ」
一気に機嫌がだだ下がりなお兄ちゃんは「10秒なら」と足を止めてくれたので、意地悪と思いながらも口を開かないみんなの方を向き、再度頭を下げた。
あなた「1週間ありがとうございました…!えっと…またどこかで…あっ全国!全国で会いまsy「はい時間切れ〜」
ニヤッと笑って私の方に手を置くお兄ちゃん。
う……ちゃんと言えなかった…
みんなに小さく手を振ってお兄ちゃんと新幹線に乗った。
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最近サボり気味でほんとに申し訳ないです……
で、更に申し訳ないんですが……25日から学校再開するっていうのと、21日に一度登校が決まったので……
どうにか急いで課題を終わらせないといけないわけです((
ちゃんとやってなかったのがいけないんですけど、そろそろヤバいので…あまり投稿できないかもです…💦
申し訳ない、ほんとに申し訳ないです…………
こんな私でも応援してくださる方、読んでくださる方、本当に大好きですっ!
コメントや応援、お気に入りなど、感謝しきれません!
こんな私ですがこれからもよろしくお願いします…!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。