第68話

久々
9,912
2021/01/17 04:02



今日も一通り練習を見て、寝てしまわない程度に分析したあと、ご飯を食べて昨日と同じようにみんなの部屋に行った。


リエーフ「そういえば、あなたってバレーやってたんだよね?」


あなた「やってた…けど…?」


リエーフ「じゃあさっ明日あなたも交ざって試合しようよ!」


あなた「私もっ?!」


みんなはおもしろそう、とか言いながら賛成している。なら……


あなた「えっと…皆さんが良いのなら……」


嬉しそうにガッツポーズをするリエーフ。


リエーフの朝の寝ながら抱きついてきたのと、大好きという謎発言はよくわからないまま。




そろそろ寝るか、となって「おやすみなさい」と挨拶し、部屋を出て自分の部屋に向かった。









ドアノブに手を掛けた時、突然後ろから声をかけられた。


?「あなた…?!」


この声は____










あのとき、私の言うことなんか聞かず、全く信じてくれなかった彼が……





私のことを裏切り、心身共に私を傷つけたあの子と愛人関係になった彼が……





























晴樹「やっぱあなただ。久しぶりっ」



ニカッと笑った太陽みたいな笑顔は、当時と全く変わっていなかった。

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