第8話

試合
19,657
2020/04/03 09:00
菅原side
眠い…
土曜までだ。土曜まで耐えよう…


大地にバレないように…っ




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あなたside



土曜日


いよいよだ…!!
影山たちが勝てますように…っ
んで、日向とも仲良く出来ますように…
ふぅ、緊張する…
なんで私が一番緊張してるのかは分からないけど楽しみ!


























































試合終了の合図が聞こえた。((スミマセンショーリャクシマシタ

早すぎる速攻
影山の精密なトス
日向の高いジャンプ
澤村さんのレシーブ
月島くんのブロック
全てこれが仲間なら、どんなに頼もしいだろう。


これにさらに、エースとリベロがいたら…
とりあえず、影山がセッターできるようになってよかった…



影山「あなたっ」
あなた「影山おつかれ〜!おめでとっ」
影山side
満面の笑みでブイサインを送ってくるあなたに、お礼を言おうとしたとき…
あなたの肩に月島の腕がまわった
あなた「え、ちょっ月島くんっ?!」
影山「おい、どういうつもりだ」
月島「別に用はないんだけどさぁ」
影山「なら離せ。あなたに触れんな」


月島「ハイハイわかったよ。でもさ___



俺がコイツのこと”好き”なら、いいよね?」





田中「おい!お前ら何もめてんだよ。月島、とりあえずあなたを離せ」


___田中さん、今”あなた”って…下の名前で呼び捨て…
月島「え、下の名前で呼び捨ての関係なんですか?」
田中「下の名前で呼び捨ての関係ってなんだよ…いや、あなたが呼び捨てでいいって言ったから… 」
あなた「苗字でいいのにっ
あなたが小さく文句を言っている。
俺的にもなんかヤダ。
月島「じゃあ僕も呼び捨てで呼ぼっかな。同い年だし」
じゃあ俺も、という感じで先輩たちもあなたのことを下の名前で呼び捨てで呼ぶことに決定した。
みんなが『あなた!』と呼んでいるのが妙に苛立った。

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