第125話

番外編:王様ゲームwith音駒
5,550
2020/12/17 11:52



(((((これは……あなたに少しでも近づくためには王様になるしか道はない……っ)))))


あなた「え、…なんでそんなにピリピリしてるんですかみなさん…」


ただのゲームですよ?と不思議そうにしているあなたをちらりと見て、せーので半分になった割り箸を箱から抜く。


山本「…!!王様おれっ!俺が王様だァァァッ」


うるさい山本、と言われながら、半分語彙力を失いつつもギラギラと目を光らせている山本さんの手にあるのは、間違いなく”King”と記されていた。


山本「7番っ!!腕立て伏せ50回だ!」

7番だーれだ、と皆を見回すと、「げっ…」とリエーフが声を漏らす。


皆の視線はリエーフに集中するが、ここぞとばかりに「だっ……誰でしょうね〜7番の人……っ」と言い訳をする。


夜久「お前じゃねぇか7番っ!大人しく腕立て伏せしてろっ!」


分かりやすすぎるリエーフに、思わず笑ってしまう。


やだやだと言うリエーフを福永さんがしっかり50回をカウントしながら、王様ゲームは続行する。


せーの、と割り箸を引くと、またまた山本さんが王様のようだ。


山本「(見えてしまった……あなたの番号は8番だった…ならっ!)8番!俺と愛してるゲームだっ!!」


何故か私に指を指され、ビシッと伸びてきた山本さんの指に戸惑いながら、「私……3番なんですけど…、」と言うと、丁度リエーフのカウントが終わった福永さんがスっと割り箸を差し出した。


どうやら福永さんが8番の様だ。


撃沈した山本さんと、謎にワクワクしている福永さんの、愛してるゲームが始まった。


福永「愛してる」


山本「……もう1回」


福永「愛してる。ナイチンゲール。」


山本「…も、いっかい」


福永「…………ふふっ」


、…いや自分で笑うんかい。


謎に始まって謎に終わったゲームは福永さんの負けということになった。


気を取り直してせーので引いた私の割り箸には、”king”と書かれていた。


あなた「私!王様っ!」


どうしよっかなー……


あなた「1番さん、喉乾いたのでオレンジジュース買ってきてくださいっ」


黒尾「1番おれー。…なに、奢りとかじゃねぇよな?」


あなた「え、ダメなんですか」


黒尾「……分かりましたよ王様」


リエーフ「黒尾さんおれもっ!コーラ飲みたいですっ!!」


黒尾「お前は王様じゃないでしょーが」





✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎


リクエストありがとうございます!!


もう本当に下手すぎて申し訳ない……


そして投稿遅れて本当に申し訳ない…



あと、リクエストして下さった皆さんありがとうございます!


番外編とか本編とかでちょくちょくやってくので!気長にお待ちいただけると幸いです!



((どなたか関西弁教えてくださる方いませんか……?


((皆さんTwitterとかやってますか、、?プリ小説と連携したいなと……

プリ小説オーディオドラマ