第32話

力仕事
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2020/04/16 02:00
あなたside
着いたところは宿泊所。みんなが荷物を持ってバスをおりる

あなた「私も何か持ちます!」

夜久「だーめ、力仕事は男に任せとけっ」

そんな笑顔で言われても……

あなた「何かすることないですか…??」

黒尾「んー、じゃあ食堂いって晩飯作っといて」

あなた「了解です!」
















黒尾side┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


しばらくするといい匂いがしてきた。

荷物運びが終わり、食堂にみんなで行ってみると美味そうな料理が並んでいた。

山本「うおーー!うまそーっ」

山本たちも、珍しく研磨も、みんな目を輝かせていた。

犬岡「これ、全部花巻さんが作ったの?!」

あなた「まぁ…一応、ね。あなたでいいよ」


食べてみると、見た目や匂いはもちろん、味も最高だった。

黒尾「料理得意なんだな」

あなた「よく作ってたので…」

少し照れて答えてくるのがなんだか可愛く思えた。

あなた「あの、黒尾さん。」

黒尾「ん?」

あなた「澤村さんとか、否定しなかったですか…?」

黒尾「否定?なにを?」

あなた「その…清水先輩か私が1週間音駒のマネージャーっていうの…」

黒尾「ああ、それか…」
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烏野たちが通り過ぎたあと……

山本「主将ーー!!」

黒尾「んー?」

山本が悔しそうに泣きついてきた。

山本「ひとりっ1人でいいので!」

黒尾「は?」

山本「この試合俺らが勝ったら!烏野のマネージャーを1人っ短期間でいいので音駒にマネージャーを付けて欲しいっす!!」

黒尾「…無理だろ」

山本「お願いしますぅぅぅぅっっ」

黒尾「ったく…ま、聞いてみるだけ聞いてみるか。」







澤村「無理です」

言うと思った。

黒尾「俺らが勝ったらの話なんで。あれ?もしかして烏野はもう俺らには負けるとわかってるんですか??」





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あなた「…ズルくないですか?」

黒尾「……そ、それは山本に言えよ」

あなた「黒尾さんの挑発がいけないんですー」

黒尾「そっちの主将が挑発に乗ったのがいけないんですー!」

海「仲良いんだか悪いんだか…」

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