・瀬見英太×白布賢二郎(α×Ω)
川西太一×山形隼人(α×α)
及川徹×国見英(α×Ω)
木兎光太郎×赤葦京治(α×Ω)
黒尾鉄朗×夜久衛輔(α×Ω)
・作者の自己解釈含みます
・今回は【瀬見白】と【川山】のみ。
・なんか牛島←白布 みたいな表現ありますがしっかり瀬見白
です(瀬見さんは名前だけの登場)
↓以上の事がokの方はスクロール↓
-出逢い【瀬見白】-
αなんて、嫌いだ。俺たちΩの事を性欲処理相手としか思っていない。
俺が入学したのはαが多く集まる難関私立校《白鳥沢学園高校》。本来ならこんな所来ていない。でも、
(あの人に、牛島さんに、トスを上げる事ができる)
白鳥沢は男バレ強豪校としても有名だった。俺は中学の時に見た白鳥沢の大エース、牛島若利にトスを上げる為だけに白鳥沢に来た、筈だった。入部して直ぐに気づいてしまった。
(運命の、番…)
初めて見た時から、目が離せなくなった。
その人は、三年の瀬見英太。
白鳥沢のスタイルに合わない自己主張が激しく強靱なサーブを持つセッターだ。
同じポジションだからかよく俺に話しかけてくる。俺の気持ちも知らないで。
(嫌い嫌い嫌い)
そう自分に言い聞かせ、できるだけ目を合わせないようにする。なのに、
「やめ、て…」
お願い、お願いだから、
「近づかないで、…」
好きに、なりたくないっ…。
-出逢い【川山】-
スラリと長い足も、綺麗に筋肉の付いた腕も、眠そうな目も、全部好きになった。目が離せなくなって、いつの間にかあいつの姿を目で追っていた。
項に『噛みつきたい』気持ちより、『噛みつかれたい』衝動に駆られた。
(気持ち悪い、よな…)
部活の先輩後輩。そのままの関係でいるつもりだった。一年。一年耐えれば、きっと忘れられる。そう思い込ませて一ヶ月過ごした。
(無理…)
でも、耐えられなくて。
「川西っ…」
二人きりの部室で川西を押し倒した。
「山、形…さん、?」
川西は困惑した様な顔で俺を見つめる。
(そりゃ、そうだよな)
ごめんな、川西。
個人的にはオメガバースはドロドロした雰囲気(?)のイメージがあります。
なんか川山は山川なような気もしますがこれから川山になります、多分。
山川山かわいい
瀬見さん受けもかわいいって気づいたけどやっぱ瀬見白。
川山は山形さんおめでとうだけ言いたくて勢いで書きました。山形さん誕生日おめでとうございます👏
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。