第5話

オメガバース【瀬見白 川山】
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2021/02/14 11:43
・瀬見英太×白布賢二郎(α×Ω)
 川西太一×山形隼人(α×α)
 及川徹×国見英(α×Ω)
 木兎光太郎×赤葦京治(α×Ω)
 黒尾鉄朗×夜久衛輔(α×Ω)
・作者の自己解釈含みます
・今回は【瀬見白】と【川山】のみ。
・なんか牛島←白布 みたいな表現ありますがしっかり瀬見白
 です(瀬見さんは名前だけの登場)
↓以上の事がokの方はスクロール↓



























































-出逢い【瀬見白】-
 αなんて、嫌いだ。俺たちΩの事を性欲処理相手としか思っていない。

 俺が入学したのはαが多く集まる難関私立校《白鳥沢学園高校》。本来ならこんな所来ていない。でも、

(あの人に、牛島さんに、トスを上げる事ができる)

 白鳥沢は男バレ強豪校としても有名だった。俺は中学の時に見た白鳥沢の大エース、牛島若利にトスを上げる為だけに白鳥沢に来た、筈だった。入部して直ぐに気づいてしまった。

(運命の、番…)

 初めて見た時から、目が離せなくなった。
 その人は、三年の瀬見英太。
 白鳥沢のスタイルに合わない自己主張が激しく強靱なサーブを持つセッターだ。
 同じポジションだからかよく俺に話しかけてくる。俺の気持ちも知らないで。

(嫌い嫌い嫌い)

 そう自分に言い聞かせ、できるだけ目を合わせないようにする。なのに、

「やめ、て…」

 お願い、お願いだから、

「近づかないで、…」

 好きに、なりたくないっ…。
-出逢い【川山】-
 スラリと長い足も、綺麗に筋肉の付いた腕も、眠そうな目も、全部好きになった。目が離せなくなって、いつの間にかあいつの姿を目で追っていた。
 項に『噛みつきたい』気持ちより、『噛みつかれたい』衝動に駆られた。

(気持ち悪い、よな…)

 部活の先輩後輩。そのままの関係でいるつもりだった。一年。一年耐えれば、きっと忘れられる。そう思い込ませて一ヶ月過ごした。

(無理…)

 でも、耐えられなくて。

「川西っ…」

 二人きりの部室で川西を押し倒した。

「山、形…さん、?」

 川西は困惑した様な顔で俺を見つめる。

(そりゃ、そうだよな)

 ごめんな、川西。

































個人的にはオメガバースはドロドロした雰囲気(?)のイメージがあります。
なんか川山は山川なような気もしますがこれから川山になります、多分。

山川山かわいい
瀬見さん受けもかわいいって気づいたけどやっぱ瀬見白。

川山は山形さんおめでとうだけ言いたくて勢いで書きました。山形さん誕生日おめでとうございます👏

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