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第9話

キラキラ 9






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『 でっかいなぁー 、、、(ボソッ)』






























裏口の方に回ってきたけど


表から見たら意外とデカイ松竹座 。


普通にキャパ数あるくね 。すごいなあ 。


… ってこれ普通に入っちゃっていいの?


どうしよう 、警備員さんいるけど … 。



















































『 っあの 、!』



警備員「 はい?… あ 、桜木さんですか?」



『 あっ 、はい 』



警備員「 あっ 、本物 … あ 、いや 、大変
失礼いたしました 。何か御用でしょうか?」



『 あ 、大西くんに誘われて来たんですけど …
中 、とか入れませんかね 、やっぱり 』



警備員「 そうですね … 。
やはり女優さんだろうと 、
許可証かご本人様と一緒でなければ … 」



『 そうですよね … 今少し連絡してみます 』



警備員「 はい 」






















































スマホを取り出して大西くんの連絡先を


探していると前の方から「 … あなた?」と


いうどこかで聞いたことのあるような声がした 。


パッと顔を上げると 、目の先には


かつて5.6回は経験して私の裏も表も知っている


顔が特徴的な … 藤原丈一郎が


ペットボトルを持ってこちらを見つめていた 。



























































『 … 丈くん 、』



警備員「 藤原さんとお知り合いですか?
ならば藤原さんが許可していただければ
お通し出来るのですが 」



『 … 丈くん!
ここ通っていいよって言って!』



藤原「 ?よう分からんけど俺のツレやし
警備員さん許可したってくださいー 」



警備員「 分かりました 。どうぞ 」



『 すいません 、ありがとうございます 』

























































警備員さんに通してもらって駆け足で


丈くんの元へ行く 。丈くんはとある人を


通じて知り合ったんだけど去年あたりから


パタリとお店に来なくなったから少し寂しかった 。


結構上手くてお気に入りだったのに 。























































『 ありがと丈くんっ 、久し振り 』



藤原「 ほんまひさしぶりやん 。
… 相変わらず身長は伸びひんのな 笑 」



『 なっ 、これでも2cm伸びたから!』



藤原「 たった2cmやろ?
足して162はちっさいて 笑
あなた確か今年20ちゃうん?」



『 もう20だよー 。まだJKだけどね 』



藤原「 おまっ 、また去年も
卒業出来ひんかったん?!笑 」



『 しっ 、!うるさい丈くん 』



藤原「 … お前さぁー 、まだやってん?」



『 丈くんには関係ないですよーう 』



藤原「 … 移ってるやん 、口癖 」



『 、、、別に?今の口癖じゃないし 』



藤原「 ふーん 。ま 、別にええけど 」



『 … 丈くんのそういうところきらい 』



藤原「 … お前うるさい 」



『 ちょ 、丈くっ 、』

























































いきなり手を引っ張られて物陰に隠れたと


思ったら唇を塞がれた 。ふんわり香る丈くんの


柔軟剤の匂いが懐かしい 。そして少し変わった


香水が私をどんどん泥酔いにさせていく 。

























































『 んぅっ 、じょぉっ 、』



藤原「 っはぁ 、」

























































ただひたすらキスしかしないこの男 。


丈くんにとって触れるだけのキスは挨拶 。


舌を入れてくるのは求めてるものと同然 。


求めてくれているなら他のも触って欲しいし


触りたいのに丈くんはそれを拒む 。


私と丈くんとの間に 、銀色の薄い糸が伸びた 。