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第3話

第2話 トラウマ
私は
中学生のころ音楽を作ることにはまっていた。
はまっていたというよりそのことがいきがいでもあった。
自分の思ったこと、
悲しかったこと、
うれしかったこと、
過去のこと、
未来のこと、
どんなことだって全部歌にすれば伝わる
そう思っていたから
私は作った歌を歌って、動画サイトにアップしていた
もちろん最初はなかなか動画を見てくれる人がいなかった
でもそのうちたくさんの人が私の歌を聞いてくれるようになって
感動したというコメントを載せてくれる人も出てくるようになった
そんななかで私は作曲活動こそ自分の人生の「答え」だと思うようになった

でも、ある日
私の歌が盗まれた
誰が盗んだのかはわからないけど
未完成だった歌が盗まれ、私が書いたはずの歌詞は書き換えられていた
そしてその歌はそれなりに評価されていて、
自分の歌が評価されていることでもあるけど
それと同時に盗んだ誰かも評価されているのが大きなショックだった
それから私は恐怖心によって曲を作ることもおろか、歌うことさえできなくなってしまったのだ
そのせいで自分を信じることができなくなった
もう何もできないような気がした
だから私は、覆されてしまう「答え」すら出てこないような
そんな平凡な日々で恐怖心を隠してしまおうとしているのだ