このページは javascript を有効にして Chrome Browser 最新版で御覧ください
小説
青春・学園
また歌えるようになる、そのときまで
第8話 突然かかった魔法
次の日....いつもとなんもかわらなかった
宮下君が言ってたことなんだったんだろう...
心の中でそんなことを思いながら過ごし、昼休みがやってきた最近の昼休みは毎日のように姫島さんの取り巻きたちが私の机の周りにやってきては嫌味をたくさん吐いていくもはや慣れてきてしまってすらいた
(もし、宮下君が言っていたことが嘘だったら宮下君には話さなかった方がよかったのかな?)
そんなことを思っていた時..突然教室のドアが勢いよく開いた
あんたたちなにしてんの?
え?なにって..
こいつがやるなって言ったことをやったからそれに相応しいことをしてるだけよ
そうなの?
でも、それにしては理不尽過ぎない?w
わたしには、理不尽なことを言いつけて嫌味をねちねち行ってるようにしか見えないわ
あんたなにさまのつもり?
さあね
とにかく校舎裏に呼び出されたくなければその子をいじるのやめたほうがいいわよ
脅したって無駄よ
もしかしてあんた,,.あの宮下さとみ?
そうだけど何か?
ちょっとこの人に逆らうのやめた方がいいって
っち...
私の机の周りにいた女子たちはぞろぞろと退散していった私は突然の出来事におどろき固まっていた。
神崎さん
あ...はい
大丈夫だった?
はい...
この後もし同じようなことがあったら私を頼ってね
あの...あなたは?
あっ そっか自己紹介忘れてたわ
私は宮下さとみ。3年生 あなたがいつも特別教室であってる宮下悠里のいとこ
宮下君のいとこ?
そう。悠里から頼まれてこの教室に来たってわけ
(そういうことだったんだ)
あの...ありがとうございます
どういたしまして!
そういって宮下君のいとこであるさとみさんは教室を去っていった