「おじゃまします…」
私は恐る恐る入っていった
謙杜「え!あなたちゃんじゃないですか!」
流星「そうだよっ、あなたちゃん」
私は流星くんに肩を組まれた
謙杜「あれれっ、あなたちゃん顔真っ赤ですよ?」
そりゃ真っ赤になりますわ
推しに肩組まれて真顔でいれるアホはおらんて
和也「あなたちゃんは誰担なん?」
西畑「俺やろ?」
謙杜「いやいや、僕でしょー」
丈「俺やろ」
流星「丈くんはないでしょ笑」
丈「なんなんそれw」
私の推しの話で盛り上がっている
(少々お付き合いくださいませ)
恭平「もしかしてだけど、俺?」
恭平は前髪をいじりながら問いかけている
道枝「あなたちゃん、僕ですよね?」
流星「絶対僕だって」
和也「みんな、待つんだ、絶対僕」
なにわ「で、誰なの?」
ええええっ、やっぱ私今日命日じゃ…
るうく「流星くん…です」
る、る、るうく!?
「なんでるうくが!?」
流星「ぼ、僕!?」
なにわ男子は喜んだり悲しんだり
Lilかんさいは嫉妬したり
私はるうくが急にきてびっくりしてなにわから目付けられそうになって不安で
なんなの今の状況!?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。