第22話

21  💗
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2020/02/01 07:49
優斗side
みずっくんが帰って、

あなたと少し話した数十分後。

あなたを呼ぼうとして部屋に行った。
コンコン
高橋優斗
高橋優斗
あなた
名前を呼んでもあなたの返事はない。
コンコン
高橋優斗
高橋優斗
あなた?
もう1回呼ぶ。だけど返事がない。

俺は思い切って部屋に入った。

するとそこには横わたっている

あなたの姿があった。
高橋優斗
高橋優斗
あなた!?あなた!!
俺はあなたの体を揺さぶり、名前を呼ぶ。

ダメだ。反応しない。

息……。あ、してる……。

もしかして……いや、でも………ッ。
prrrrr prrrrr 
俺は救急車を呼んだ。
高橋優斗
高橋優斗
もしもし!?えと、い、妹が、
倒れたんです!じゅ、住所は、
神奈川県〇〇市〇〇89-6です!!
はい、わかりました…
来るのに、10分………。

早く、早く、早く…!!

あなたが………!










俺が救急車を呼んで数分。

なんでだろう……。

時間がものすごく遅く感じる。

たった10分・・・・・待つだけ……。

ってみんなは思うかもしれない。

けど、俺にとっては

10分も・・・待たなくちゃいけない……。
ピーポーピーポー
( ゚д゚)ハッ!!
俺は救急車のサイレンの音に気づいて

急いで玄関に行った。
ガチャ
高橋優斗
高橋優斗
あの!!こっち、ここです!!!
俺は叫びながら手を振った。

救急車は家の前で止まって、

中から救急隊(?)の人たちが出てきた。
.
こちらですか?
高橋優斗
高橋優斗
はい!あの、
こっちの部屋です!!!
救急隊(?)があなたのそばに行く。

なんかいろいろ言ってるけどわかんない。

俺、相当焦ってる。
.
ご両親は
高橋優斗
高橋優斗
いません!
.
わかりました。
付き添ってもらえますか
高橋優斗
高橋優斗
はい!
救急隊(?)があなたを

担架に乗せて救急車に乗せる。

それに俺もついていく。

あなた、大丈夫だよね?

このまま死んだりしないよね?

俺はあなたの手を握って、泣いた。

御願い、無事であって……!

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