先生(転校生だぞー!
教室の扉が、少し音をたてて開かれる。
先生と、一緒に入ってきたのはあまり日本では見ない顔の男の子。
女の子達の目が、ハートになったのは気のせいではないはず。
先生(自己紹介よろしく!
外国人なのかな。
先生(あ。日本語まだ、分かんないか。あなた!
急に名前を、呼ばれ動揺する。
先生(お前、韓国語分かるだろ?通訳宜しく!
韓国の方なんだ、、、。
通訳さん、用意すれば良かったのに、。
一番後ろの席から、前へ歩く。
(韓国語話してます!)
男の子は、少しほっとしたような顔を見せ私に笑いかけた。
韓国語になると、少し人が変わるよう。
ミンギュくんが、言った言葉を日本語に直す。
先生(ミンギュは、あなたの隣な。
私がたまたま、一人席だったからかミンギュくんと隣になった。
私の前のはおくんも、ミンギュくんに挨拶する。
はおくんも、少し韓国語が喋れるため大体は会話が出来る。
昼休みが来ると、私の回り。
詳しく言えばミンギュくんの回りがいろんな人が集まっていた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。