ーーーーーーーーーーーーー放課後((ぶりっ子のくだり飛ばして屋上((面倒臭くなっとるやん
ドシャッ!バキッ!グシャァッ
そんな音が僕の近くで響く。
よくその身体でその力が出るなとかなんとか思ってたらまた殴られる。
正直言うと抵抗する力は無い。
さぁ、そろそろ‘あれ’の時間だ。
まぁいいよ。そう思い僕はカッターを受け取った。
いや、奪い取った
わぁぁ凄ぉぉい絶対もうコラボしなぁぁい((
なんて言う気力も無いので。
煽ってみた(?)
動画のネタにしよ。(するもんじゃない
狂人かぁwいいかも。
今度からL○NEの名前狂人にしよっかな。
アイコン道化師にして。
煩えよ…知ったこっちゃない。
またするんだろ?w
自分だけが傷付く事を知らないくせに。
グシャァッとかバキッとか言ってる。
どこだろ。この音の発信源は。
もう何も痛くないや。
お前からの視線も
暴力も 何もかも
僕の頭には虐めっ子の声だけか反響していた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。