第16話

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2018/02/24 01:53



付き合ってから約1ヶ月。




もうかなり月日が過ぎたと私達は思ってる…。





1ヶ月だからって何もする気はないんだけど、


私は彼の対応に悩んでます。
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ただ今1時間目。
水曜日なので国語です。
文法についてやってる。
いつも通り私は授業に参加、
彼はただ椅子に座ってるだけ。
今日は静かだな…と思った。
しかし、
浅野流星(あさの りゅうせい)
あなた?
突然話しかけられた。
授業中とか2人の時は名前で呼ばれるようになった。
あなた

何?

浅野流星(あさの りゅうせい)
週末家来ない?
あなた

え?

そうです。
私が悩んでいるのはこの事です。
家に行く…ということは…




多分するのかな?
1ヶ月経ったから良いかな?って思ったのかもしれないよね。
うん。
あの人は変態と分かったから、私の察する能力も高くなった。
さて、行ってもいいのだろうか。
別に…ダメって言われてないし。
でも、もしやったら?
妊娠さえしなければいい。









大丈夫。やるとは限んない。
行こう。
あなた

行く。

浅野流星(あさの りゅうせい)
おー!やった。
喜んだ。
浅野流星(あさの りゅうせい)
土曜部活だから日曜でいい?
あなた

うん。いいよ。

浅野流星(あさの りゅうせい)
親居ないから安心して。
あなた

はい。

ほんとにやるだけだったら困るから…なんか提案しないと。
彼が得意なものと言えば…
言えば…
言えば…
あなた

勉強教えて?

浅野流星(あさの りゅうせい)
え。いいけど、あなたは頭良いじゃん。
あなた

浅野の方が頭良いからさぁ、ちょっと教えてもらいたくて。

浅野流星(あさの りゅうせい)
ふーん。なんの教科?
あなた

全体的に。

浅野流星(あさの りゅうせい)
わかった。
私は苗字は呼んでます。
まだ貯めておきたいから。
なんかの時だけとかね。
浅野流星(あさの りゅうせい)
12時半に中学校前に来てね。
あなた

うん。楽しみにしてる。

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