お部屋に戻ってきました
女装用のスカートもゲット出来たしね
エッ?アヤセ君かグリム君が食べるんじゃないの??
なぜ俺に買いに行かせたの?
あー、、、洋服とかか〜...
は??女神様...????優しすぎて泣く...
キャンディーの包みを取りながら、アヤセ君にお礼を言うと、アヤセ君は恥ずかしそうに笑った。
グレープ味だ...それに、甘くて美味しい(*´﹀`*)
アヤセ君が目をキラキラ輝かせている。
もしかして、このキャンディー欲しかったのかな...
けど俺に気を使ってあげたとか...
申し訳なくなって、キャンディーをアヤセ君に向ける。
アヤセ君はちょっと迷いながらも、顔をキャンディーに近付け、舐めた。
遠慮してるの...?
なんて謙虚で優しい子なの?!
オバサン涙出ちゃう(((((
渋々、アヤセ君はキャンディーを受け取った
そそくさと自分の部屋に駆け込んだ。
・・・
アヤセ君は一人、オンボロ寮の談話室で先程貰ったキャンディーを味わっていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。