身長は...俺より高い!!(156cm)は、低い?ブッコロスゾォォォ!?!?
監督生(と呼ばれた男の子)が口を開く。
え?ここは、ナイトイレブンカレッジだが...?
ニホン...?どこか懐かしい響だ...
《ズキッ》
ッ...寝不足か??
うぉっと...いきなり喋らないでくれないか?ビビってちびる所じゃなかったか(((((((
恐る恐る、手を挙げ疑問を言う。
いきなり褒められ、素っ気ない返事をする。
監督生くんは、本当の事を言われたらしく、恥ずかしそうに下に俯く。
グリムくんは、「?」と言った顔をしていた。可愛い。
クロウリー学園長の「ドヤァ」とした顔を見て、(あ、これ拒否権ないやつだ☆)と悟った俺氏は、少々疑問文になってしまったが、Yesと、返事をした。
その後、クロウリー学園長にオンボロ寮に案内されると、庭らしきものには、草がボーボーに伸びており、花すら咲いていなかったし、中に入れば、ギシギシと、軋む床とドアに、埃が舞い雪景色のようになる客室。(まだまだこれ以上あるのだが、長くなるので省略する。)ここは、本当の“オンボロ”寮だったのだ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。