くちゅ…
ちゅ…
「…あなた」
駿佑くん…
あなたちゃんから…唇を離そうとします…
ぐいっ…
『だめ…』
ちゅ…
あーあ…
駿佑くん…
あなたちゃんをその気にさせたら…
もう…
止まりません…
「…あのな…あなた…」
「聞きたいことあんねんけど…」
駿佑くん…
どうしても確かめたいことがあって…
あなたちゃんを離しました…
あなたちゃん…
もっと…したいのに…
って…顔してます…
「…」
「あなたって…俺にこうゆうことされるの…好きなん…」
『…?』
いまいち…意味がわかってないみたいです…
「だからっ…」
「キスとか…それ以上のこととかっ…//」
駿佑くん…
お顔が真っ赤になっちゃってます…
いちごみたいです…
駿佑くん…
いちご嫌いなのになぁ…笑
珍しく…
駿佑くんが…あなたちゃんのポジションです…
わざわざ…言わせんなっ…//バカあなた…
と…
思った駿佑くんでした…
『…//』
あなたちゃんも真っ赤になっちゃってます…
これは…
いつも通りの…よく見たことある画です…
「じゃあ…」
「質問変えるわ…」
そういいながら…
あなたちゃんをふわっと…ぎゅーします…
そして…
あなたちゃんの首筋に顔を近づけて…
「…ぎゅー…は?」
『…好き…』
あなたちゃん…即答です…
駿佑くん…レベルを上げていきます…
ちゅっ…
駿佑くん…キスをしました…
ソフトな優しいやつです…
「…これは…?」
『…好き…』
あなたちゃん…またしても、即答です……
でも…いい終えたと同時に…
両手で…顔を隠してしまいました…
こんなに…甘ったるい駿佑くんは…久しぶりです…
ちゅ…
駿佑くん…あなたちゃんのその手に
キスをしました…
『…??』
「手…邪魔やなぁ…」
「顔みたい…」
『…』
あなたちゃん…そっと…手をはずします…
そして…
駿佑くんと目が合いました…
駿佑くんのその目は…あきらかに…
熱を帯びています…
可愛いあなたちゃんの仕草に"欲情"しちゃいました…
「あなた…深いやつしてもええ…?」
あなたちゃんそっと…
その小さな口を開きます…
OKがでました…
…
…くちゅ…ちゅ
駿佑くんのキスは…
すごく深くて…どんなに苦しくても…
あなたちゃんにとっては…
ご褒美の時にもらえるキスだったりします…
…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。