おいかわさんの自己紹介が終わり次の人へと進める
「おっ、じゃあ俺かな??」
そう言って名乗り出てきたのは、
私をガン見していたピンク頭の人だった
『(ぶっ、、)』
前髪、、おでこ、、、
私の第一印象はこれである。
おでこ「えーーーーっと俺の名前は花巻貴大。気軽にマッキーとか呼んでくれ!」
『(……)』
なんとも まあ普通な自己紹介なのだろうか。
いやこれが当たり前であるはずなのに今までのインパクトが強すぎたためかよくわからない感覚に陥っている
『…、マッキー、さん』
面白いあだ名だな、と私はポツリ、だれにも聞こえないような声で呟いたつもりだった。
花「ん?」
________ そう、"だった"のだ。
しかし花巻さんはその声に反応した
及「ん??マッキーどうかした?」
及川さんたちには聞こえなかったようで突然反応した花巻さんに疑問を抱いている
花「いやー、さ?あなたちゃんがマッキーさんって呼ぶから反応したの」
「そんなこと言ってなくね???」
花「言ってたんだよ松さん!!!!」
花巻さんの発言にもう1人の男の人が笑いながらツッコむ
松 って名字なのか、と1人で納得していた
及「まあマッキーは他の人よりも耳が優れてるからねえ」
岩「そこに関してはあいつに敵うやつはいねえな」
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(花「それ褒めてる??」)
(及「褒めてる褒めてる!!!」)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。