どうも!
恋愛探偵の恋中あなたです!
私は絶賛、なーくんにただをこねています!
ねぇ!!なーくん!!
そろそろ教えてよぉぉ~
ダメで~すww
ケチ~!!!
なんの話をしてるんですか?
なーくんがね、この前の私の言葉を聞いて考えが変わった人がいるって言ってたから、誰なのか聞こうとしてるんだけど全然教えてくれないの!
あ~どんまいです!w
えぇぇ~!!?
そこはるぅちゃんからも何か言うところでしょ~…
あなたはなんでその人が知りたいの?
単純に気になるから!!
それだけ!?ww
うん!
てっきり、その人の何か力になりたいから聞いてるもんだと…
俺もそう思ってたわ……
え…?
なんか言っちゃいけないこと言った?
いや、別に
え!?
なんかすごく気になるんだけど!!!
私たちがいつも通りみんなで、わちゃわちゃしていたら、扉が開く音がした。
その音を聞いた私たちは、すぐに準備をしてお客様を出迎えた。
今回のお客様は珍しい人だった。
いらっしゃい!!
恋愛クラブへ!!
恋愛クラブだぁ~??
ここがその噂の??
ッ…!!?
今回のお客様は、"男" の "ヤンキー"だった。
ヤ、ヤンキー…!?
あなた危ないよ!!
離れるんや!!
え…?
う、うん…
あなたのことは!
僕達が守ります!
あ"?
ヤンキー?
どこにいる?
それは、あなたのことですけど!!!
俺!?
俺はヤンキーじゃねぇ!!!
短期なところとか口調がヤンキーっぽいやん(?)
そうだ、そうだ!!!
あ"?
このしゃべり方は元々だよ!!
でも、喧嘩してそうな顔です!!
はぁ!?
どういう意味だよ!!
とりあえず、お前をあなたに近づけさせない!!!
なんでだよ!!
俺はただ、恋愛探偵さんに相談したいことがあったから来ただけなのに……
ッ…!!
ま、待って!!
そうだよ!
みんな、1回落ち着いて!
よく考えてみて!!
考えるって何を?
ここに来れるのは、恋をしている人だけ!!
彼がここに来れたのは、誰かに恋してるからだよ!!
確かにそれはそうですけど……
話を聞こう!
彼には悩んでることがあるんだよ!
それを解決するのが私たちなんだよ!!
そ、そうだな……
見た目とか口調で判断してもうた……
君、ごめんね?
いや…俺の方こそ口調が悪くなっちまったし…
はい!これで仲直り!
うん!
じゃあまず、君の名前は?
俺は、梶谷 龍輝!!
龍輝くんね!!
君は何に悩んでるの?
実は俺…好きな幼なじみがいるんだ。
幼なじみか!!
その幼なじみさんはどんな方ですか?
そいつは、とっても明るくて、優しくて良い奴なんだ。
皆さんにも思われたけど、俺はヤンキーって勘違いされやすいんだ…
でも、そいつだけは俺に味方してくれる。そんな強いあいつが好きなんだ。
なるほどな~
でも、思ったんだ。
そんな強い、魅力的なあいつに俺はふさわしいのか…って。
だから、告白はしないつもりなんだ。
んーと…
要するに君は…
俺は、この好きな気持ちを消す方法を恋愛探偵に相談したかったんだ!!
好きを消す方法!?
そんなことしていいんか!?
あぁ…こんな俺はあいつにふさわしくないから…
…………
…?
あなた?
…ざ……いで…
あ、これは…
ふざけないで!!!
え!?な、なんで……
好きを消す!?
何を考えてるの!?
好きって言う気持ちはね!
そう簡単に消えるものじゃないんだよ!!
だってそれはあなたの本心だから!!
でも、俺の友達は告白して振られたらすぐに別の人のことを好きになってたけど…
そんな簡単に消せる想いなんてその程度の愛だったってこと。
だけど、君はどうやっても消すことが出来ない。だから私に方法を聞きに来たんでしょ?
そ、そうだけど…
それは、あなたの想いが本物だから!
それがあなたの本心だからだよ!
俺の本心…?
恋なんて滅多にできない。
それも、心から好きだって思える相手を見つけることすら難しいのに…
貴方はその人を見つけた。
あなたはずっと好きな人のことを求めてる…
あなたの心は正直だよ。
だから素直になって?
自分のことを貶しちゃダメだよ?
恋愛探偵さん……
俺でも…こんな俺でも…
あいつにふさわしいと思いますか…?
私は思うよ!
俺も!!
僕もです!
僕も、僕も!!
俺もふさわしいと思うで!!
俺も、そう思うぜ!
俺も!
絶対ふさわしいよ!!
後は、あなたがどうするか…
あなたはどうしたい?
恋愛探偵さんに、他の皆さんも。
俺のために色々ありがとうございました。
俺は、あいつに告白することにします!!!
おぉ!!!
決心しましたか!!
こんな俺でもあいつと付き合えるチャンスがあるのなら、俺は最後まで諦めずに頑張ります!
その意気やで!!
うんうん!!!
皆さん!
本当にありがとうございました!!
いえいえ!!!
告白頑張ってくださいね!
僕達も応援してます!!
ファイト~!!!
龍輝くんの恋が実りますように!!
では!
頑張ってね!!!
気をつけて帰るんやで~
はい!
ありがとうございました!!
そして、龍輝くんは大好きな彼女の元に向かっていった。
――――――――――――――――――――
いや~男の子のお客様は、久しぶりだったね!!
うん、なんか女の子と違ってまたいいよね!!
最初マジでヤンキーかと思ったww
それなww
全くもう!
みんなは見た目で判断するのが悪いんだよ!
もっと心の目で見ないと!ww
とか、言いながら自分で笑っとるやんw
あなたも、最初の方疑ってましたよね?
う"っ……
図星だww
あ~あww
いい事(?)言ったばかりなのに~ww
う"ぅ"…恥ずい……
まぁまぁ!!
とりあえずご飯食べよ!
なんか俺たちいつも、仕事終わったらご飯食べてない?ww
だってお腹空くもん!!
そうですね~ww
そんなに沢山食べるから太るんだよww
それな!
おい
ふ、はは!!ww
私たちはそのあとも、みんなと仲良く楽しく喋っていた。
その日の夜
ベットの中にて…
ハァ…恋愛探偵毎日楽しいな~
それに、彼とも会えたし…
恋愛探偵やってる身として、私の恋より他の人の恋を優先させるけど……
もし、できるのなら…
私のこの想いも彼に届いたらいいな……
いつか伝えられますように……
大好きだよ……
"さとちゃん"___
【次回予告】
弟子たちからのプレゼント
――――――――――――――――――――――――
皆さんどうも~
久しぶりの作者さんです!!
結構前から気づいてる方も沢山いると思うけど!!
主人公ちゃんの落ちが決まりました!!
(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛
投票数が1番多かった『さとみくん』です!!!
次の話でくっつくと思うのでお楽しみに!!
ちなみに次の話にお知らせがあるとか、ないとか…✨
それは次の話を見た人だけが分かる事なので!!!
それでは次回もお楽しみに~
おつここ!!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。