もうね、めちゃ細かくリクエストくれたのよ。
嬉しいですね()
ありがとうございますッ!!
[設定]
⚪︎烏野高校1年生
⚪︎帰宅部
⚪︎影山飛雄の元カノ
影『俺、バレーに打ち込みたいんだ…』
あなた『っ…!!バレーバレーって!最近の飛雄は無理しすぎだよ!』
影『無理しねぇと!無理しねぇと…及川さんに…追いつけねぇんだよッ…!!』
あなた『ずっと…そればっかり…最近喧嘩も増えたよねッ!』
影『なんだよッ!お前から告って来たんだろ?!だったらもっとッ!!』
あなた『飛雄のバカッ!!』
影『なんで、!俺の気持ちもわかんねぇんだよッ!!』
あなた『分かんないよッ!!分かんないからッ…』
影『っ!もういい…』
あなた『はッ…?』
影『別れようぜ…』
あなた「っ〜!私が悪かったからッ!!」
ハッ…
あなた「夢…か…」
神崎あなた。
入学初日から、最悪な夢を見て目覚めも最悪です…
あなた「そもそも…私から告ったけどさ、OKしたからには幸せにしなさいよッ!部活が大変なのも飛雄がバレーに一生懸命励んでいる姿も知ってるけどさぁ…」
ブツブツと文句を言いながら烏野高校入学式と書かれた看板の夜を通る
あなた(飛雄はどーせ白鳥沢から推薦貰って言ったんだろうな…)
そんなことを思いながらクラス表をみ、自分の教室に足を運んだ
あなた(少女マンガじゃあるまいし、身長が低くってクラス表見れない〜!なんてあるわけないんだよなぁ…ってか、隣の席誰だよ。もうすぐ入学式だぞ?初日から遅刻とかとんだ問題児だな。)
??「ハァハァッ…!やっべギリギリ。」
やっと隣の席の問題児くん(もしくはちゃん?)が来たらしく、私の隣に足を進める。
あなた(隣の席なら挨拶くらいしなきゃかな?)
なんて思って、読んでた本を閉じ、顔を上げると、そこには見慣れた顔があった。
あなた「とび…お…?」
影「えっ…あなた…」
影山飛雄…。
私の元カレだ。
なんと気まづいことやら…神様はホントに意地悪だ。
あなた「っ…これから1年間同じクラス、よろしくお願いします」
とりあえず挨拶だけ済ませ、直ぐに読書に戻った。
影「おいッ…」
あなた「なに。」
本から目を離さずに耳だけ傾ける。
影「今日…一緒に帰らないか…」
あなた「は?なんで?ってか白鳥沢は?」
影「っるせッ!なんでもだ!…白鳥沢は…落ちた…」
あなた「あっそう。飛雄は馬鹿だもんね。あ、ごめーん、影山くんの方が良かったかな?」
嘘。本当はこんなこと言いたくない。
久しぶりに会ったから、笑顔でよろしくって言いたい。のに…いらないプライドが邪魔をして素直になれない…。
影「飛雄でいい…とにかく、一緒に帰るからな。」
〜入学式後〜
あらかたの説明は終わり、皆が足早の教室を去っていった。
あなた(私も帰ろ。)
そう思い席を立つと隣の席の人に腕を掴まれた。
あなた「ハァ… なに?飛雄。」
影「一緒に帰るって言った。」
あなた「じゃあ早くして。」
カバンを肩にかけ、飛雄の準備を待った。
影「終わった。から、行くぞ」
準備が終わった飛雄はスポーツバックを肩にかけ、席を立った。
あなた(何がしたいんだか…)
影「俺さ…」
帰宅途中。
おもむろに飛雄が、口を開いた
影「中学最後の公式戦。負けたんだ…
自己中なトスに、誰も着いてこなくて…
コンビミスじゃなくって、スパイカーの判断で、俺のトスを打ってくれなかった。
その後、直ぐにベンチに下げられたんだ…」
バレーのルールはそれほど詳しくないが、大体はわかる。
こういう時になんて言えばいいのか分からず「そう…」と小さく頷いた。
影「中学の俺…後悔が沢山あんだ…
及川さんに近づきたかったから、無理した…失ったものも沢山ある…」
そう言った飛雄の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
影「失ったもので、その後、大切だって気づけたのが…あなただった…」
あなた「え…?」
影「俺の暴言で…離れてって…悪いのも俺だし…こんなんでやり直さないかとか、冗談じゃないって感じだけど…まだ…好きなんだよッ…」
あぁ、馬鹿みたい。
私も飛雄も…
2人ともお互いのことを失ってから大事だって気づいて…
あなた「私も…飛雄の大事なバレーに…妬いたんだ…。私が1番であって欲しくって…」
あなた「ホント…バカだよね…私もね…飛雄が好き。
だから」
___もう一度、付き合って下さい
今度は、手放したりなんてしないから♡゚・。
―――――――――
っっっっっっ青春かよッ!!
マジで作者さ、恋人とかいない非リアなのよ☆
彼氏ってそもそもなんですか( 。∀ ゚)←
影山は、めっちゃ不器用だから、彼女ちゃんも絶対大変だと思う。()
なんか、絶対思い違いあって、部活の先輩から「影山、あなたちゃんの事心配してたよ。」とか言われて仲直りしそう。ぐふふ((
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。