??「月島くぅん〜なんでこんな所に来たのかなぁ〜?」
月「うるさい、チビ。ギャーギャー騒ぐな。」
山「ツッキーはここのお店行きつけなんだよね〜!」
??「行きつけ…?」
月「王様、行きつけって言葉知らないの?
さすが単細胞…笑」
あなた「んんぅ…」
いつの間にか寝ていたらしい。
ホールの方から聞こえてくる男子高校生たちの声で起きた。
月島くんの声と山口くんの声もその中にあった
あなた「んっ…ね、寝てた?!や、やばいッ!!!」
バッ!とおもいっきり起きて、身なりを流れ作業で整え、急いで休憩所から出る。
あなた「すみませんッ、今からお伺いしますッ!!」
小走りでレジに向かいって、寝起きの頭をクリアにした。
月「あ、あなたサン」
山「こんにちは」((ニコッ
そこには山口くんと月島くん。その他に2人が居た。
??「え、なに定員さんと知り合い?!」
山「こら!日向静かに!」
日「あ、ごめん…」
あなた「お友達、沢山連れてきてくれたんだ、ありがとうございます」((ニコッ
月「ぃや…別に…こいつらが勝手に着いてきたというか…なんというか…」
山「今日部活で来る時間少し遅くなっちゃったよね!
ツッキーってば部活中ずっとソワソワしてて!!」
月「うるさい山口。」
山「ごめんツッキー☆」
このリズムのいいやり取りが好き。
月島くんの声が好き
……ん?
月島くんの声が好き?
いや、まぁ、好きだけども!
その他が嫌いみたいな…
そういう訳じゃないけど…
それじゃあ、月島くんが好きってことに…?
月島くんが…す、き…?
月「あの…あなたさん?」
月島くんに声をかけられ現実に引き戻される。
あなた「す、すいませんッ!!」
あわてて謝り、注文を聞いた
日「やべぇな!なんか、!キラキラしてる…!!どれも美味そう…」
山「ツッキーはショートケーキ?」
月「うん、それとチーズケーキ」
山「…ずっと思ってたんだけどなんでチーズケーキ頼んでるの??あ、別にダメとかじゃないんだけど!!!」
月「別に…食べたいから…」
あなた「…チーズケーキ、おすすめって言いましたよね、」
ずっと言いたかったけど言えなかったことを口にしてみた。
あなた「お店のおすすめじゃなくって…その、チーズケーキは私が好きなケーキなんです…」
月「はへッ?!//」
あなた「なんか、騙してたみたいでごめんなさい…」
月「いや、別に、大丈夫…デス。」
山「ハッ…! 日向、影山、先に席取っとこ!!」
変人コンビ「??ウス…」
機転を利かせてくれた山口くん。
さっき自覚してからどうして気持ちが抑えられなくなった。
あなた「バイト、もうすぐ終わるから、待っててもらってもいいかな?」
月「分かりました…」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!