第35話

〜月島蛍と〜【ショートケーキ】(3)
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2020/06/19 10:10
??「月島くぅん〜なんでこんな所に来たのかなぁ〜?」

月「うるさい、チビ。ギャーギャー騒ぐな。」

山「ツッキーはここのお店行きつけなんだよね〜!」

??「行きつけ…?」

月「王様、行きつけって言葉知らないの?
さすが単細胞…笑」
あなた「んんぅ…」
いつの間にか寝ていたらしい。
ホールの方から聞こえてくる男子高校生たちの声で起きた。
月島くんの声と山口くんの声もその中にあった
あなた「んっ…ね、寝てた?!や、やばいッ!!!」
バッ!とおもいっきり起きて、身なりを流れ作業で整え、急いで休憩所から出る。
あなた「すみませんッ、今からお伺いしますッ!!」
小走りでレジに向かいって、寝起きの頭をクリアにした。
月「あ、あなたサン」

山「こんにちは」((ニコッ
そこには山口くんと月島くん。その他に2人が居た。
??「え、なに定員さんと知り合い?!」

山「こら!日向静かに!」

日「あ、ごめん…」
あなた「お友達、沢山連れてきてくれたんだ、ありがとうございます」((ニコッ

月「ぃや…別に…こいつらが勝手に着いてきたというか…なんというか…」

山「今日部活で来る時間少し遅くなっちゃったよね!
ツッキーってば部活中ずっとソワソワしてて!!」

月「うるさい山口。」

山「ごめんツッキー☆」
このリズムのいいやり取りが好き。
月島くんの声が好き
……ん?
月島くんの声が好き?
いや、まぁ、好きだけども!
その他が嫌いみたいな…
そういう訳じゃないけど…
それじゃあ、月島くんが好きってことに…?
月島くんが…す、き…?
月「あの…あなたさん?」
月島くんに声をかけられ現実に引き戻される。
あなた「す、すいませんッ!!」
あわてて謝り、注文を聞いた
日「やべぇな!なんか、!キラキラしてる…!!どれも美味そう…」

山「ツッキーはショートケーキ?」

月「うん、それとチーズケーキ」

山「…ずっと思ってたんだけどなんでチーズケーキ頼んでるの??あ、別にダメとかじゃないんだけど!!!」

月「別に…食べたいから…」
あなた「…チーズケーキ、おすすめって言いましたよね、」
ずっと言いたかったけど言えなかったことを口にしてみた。
あなた「お店のおすすめじゃなくって…その、チーズケーキは私が好きなケーキなんです…」
月「はへッ?!//」

あなた「なんか、騙してたみたいでごめんなさい…」

月「いや、別に、大丈夫…デス。」

山「ハッ…! 日向、影山、先に席取っとこ!!」

変人コンビ「??ウス…」
機転を利かせてくれた山口くん。
さっき自覚してからどうして気持ちが抑えられなくなった。
あなた「バイト、もうすぐ終わるから、待っててもらってもいいかな?」

月「分かりました…」

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