第30話

〜澤村大地と〜
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2020/04/12 06:01
リクエストあざーす!
頑張りましゅ()
[設定]
⚪︎千鳥山中学3年生(ここでは大地さん2年生の扱いで!)
⚪︎帰宅部
⚪︎澤村大地とは…??
あなた「さっっっっむ!」

季節は冬。
中学3年生の私には大事な時期です。そう。




受験
あなた「ああ…気持ち悪くなてきたぁ…」

本番までは残り1ヶ月を切った頃。
今回は模擬試験を受けに来ています。
私が受ける高校は烏野高校。
偏差値はそんなに高くないけど、油断禁物!
いつ、どんなことが起きるかなんて分からないならね…
あなた「っ〜!終わったァ!!」

会場をいち早く後にし、公園のベンチでくつろぐ。
正直、緊張が走ってるところは得意じゃない。
最近だと教室でさえピリピリしてる。
あなた「今日は日曜だから、図書館で何時間か勉強して帰るかぁ…」

15分程度ベンチに座ってスマホを見てからぽつりと呟く。
図書館は静かで落ち着く。
あと何より暖かいッ!!
あなた(やっぱり図書館はいいなぁ…!暖かいし、みんな静か。あと参考書たくさんあるから分からないところも分かるッ!)
今の時間は午後3時。
最近受験生だということで図書館にいる間は門限が伸びて9時まではいてもいいことになっている。
集中力は続くほうだから、今日も9時までいるつもりだ。
〜9時〜
あなた(っぁ〜!もう9時かぁ…って!当たり前だけど外暗っ!ま、住宅地だし大丈夫でしょ。)

広げていた参考書を図書館の棚に戻し、持ってきた筆記用具などもカバンに入れ、図書館を出た。
すると外は雪が降っていて、コートしか来ていない私にとってはホントに寒くって凍え死にそうだった()
あなた「さぁむッ!!」

宮城に住んでるから他の地域よりも寒さには強いがやっぱり雪となると話は別。
手を擦り合わせて息をはぁっと吐いて温める。
??「…」

あなた(傘も持ってないし、すっごい寒い…マフラーだけでも持ってくればなぁ…)

??「君!」

あなた(はぁ、寒いよぉぉぉ)

??「その、コートだけの君!!」

あなた「わ、私ですか?!」

いきなり知らない人に声をかけられびっくりする。

??「そう。君、こんな暗い時間までどうしたの?」

あなた「あ、少し…勉強してて…」

??「そんな格好じゃ風邪引くよ?受験生でしょ?」

あなた「えぁ…まぁ…でも何も持ってないですし…」

戸惑いながらもそう言うと、声をかけてくれた人はふっと笑って自分がかけてたマフラーを外し私には巻いてくれた
澤「俺、烏野高校の2年生で澤村大地って言うの、こんな時期にコートだけはきついだろ?そのマフラー上げる。」
ドキッ
そう言って大地さんは笑ってくれた
あなた「わっ!たし…千鳥山中の3年で…神崎あなた出ていいますッ!烏野…!志望校で…、」

あたふたと文をまとめられずにいると、その人はまたにっこりと笑って

澤「じゃ、来年は後輩かな?」

なんて言ってくれた。

その時、志望校合格ともう一個目標が出来た。
“烏野高校にいって、大地さんにマフラーを返す”
この目標が達成出来て、その後、彼氏さんになってくれたのは












また、別のお話
―――――――――
大地さんの優しいところが分かるようなの。
とリクエストされたのですが…これで大丈夫でしょうか?😭
優男がよく分からなくこんな結果になってしまいました←
すみませんンンン

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