あなた「ん〜…」
短く返事をして、研磨の布団に入る
すると
ギュッ…
バックハグされましたね、いぇあ()
あなた「ちょちょい?何をしているのかな?研磨クン?」
孤「さっきハグしていいって言ってた。」
〜さっき〜
孤「あなた…俺ともハグしてよ…」((ウルウル
あなた「夜ね?!」
あなた「あー…言ったね。」
孤「うん。言った。」
あなた(よし、拒むのはやめよう。時間と労働力の無駄だ☆←)
そんなことを思い、されるがままになっていると、
フゥ〜…
と後ろから首筋に息を吐いてきた研磨。
こりゃ計算されてますね()
あなた「んひゃっ…///」
こしょばゆくなり、声を出すと研磨が背中に顔を埋め、
孤「声出したらバレるよ」
と言ってきた。
この時の研磨は間違えなく悪魔だったと思う。
あなた「じゃあ、研磨やめてよ…///」
孤「むぅ〜り…」
あなた「は?ちょ、え?!///」
寝っ転がっていた私の上にいつの間にか研磨が股がっており、はたから見たら研磨が私のことを押し倒したという状態になっていた
あなた「ちょ…///誤解されるよ…?」
孤「別に?あなたとならいい。」
なんて言って、首筋に顔を近づけて
ヂュッ…
と跡を付けた
あなた「ちょっ?!///マジでなにしてんの?!///」
孤「ん〜?キスマ付けただけじゃん」
あなた(だけって何?え?絵?ゑ?)
孤「っていうか、口開く余裕あるんならまだまだ大丈夫だね?」
あなた「は?え、ちょ!」
今度は綺麗な整った顔が近くに来る
チュ…
唇をいとも簡単に奪われ、長い長いキス…
息が出来なくなり胸板を叩くがビクともしなく、鍛えてるんだなぁ、と実感させられた。
あなた「んぅ…!ん〜!!んー!!///」
どうしても酸素が欲しくなり、口をほんの少し開けるとそれを待ち構えていたように研磨の舌が入ってきた。
あなた「んッ///んぁッ…///」
孤「ふっ…」
暫くしてから唇をやっと話してくれた研磨。
その時にはもう既に私の頭はぼーっとしていて、なにか考えられる余裕なんてなかった
孤「ちょっと、まだまだ夜は長いよ?」
そう言ってニヤリと笑った研磨。
その後ぐちゃぐちゃにされたのは言うまでもないだろう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。