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CARATちゃんの中から聞こえる
僕たちの大好きな声。
僕達から見えるのは
頭が周りよりとび出ているのが1人と
ぴょんぴょん飛んでるのが1人。
指を指すと完全にバレてしまうので目線だけ。
2人で見ると跳ねながら手をぶんぶん振っている。
そのうちディノに連れてかれてどっか行った。
CARATちゃんにも挨拶代わりに手を振って
誰もいない広い場所に出た。
ミサイルみたいに走ってきたのは
かわいいかわいいあなた。
がしかし、どこから来たのか
ジョンハニヒョンに止められる。
不貞腐れたような顔でヒョンを見るあなた。
あぁ、コロナめ…
僕だってこの日くらいメンバーとハグしたい…
文句を言いながら走ってきたミンギュ。
みんな甘い。
クプスヒョンが溶けたような表情で言う。
なんて言って
みんなで目を合わせて
あなたが せーの って言うと
‘’ おかえり!!! ”
って言ってくれた。
だから僕達も目を合わせて
‘’ ただいま!!! ”
その後
なんて言って論破されるディノ。
まぁ実際バレてない人もいたと思うけど
ふつーにバレるし
わからなかった人も
迷惑だなー くらい思ってるでしょうよ、
確かにそうだね。
おお、ドギョムに振るな
ドギョム、俺のこと大好きだぞㅎ
あ、ちょっとアホかも
いや、こっちもアホだわ
結局2週間後
ドギョムとあなたはミサイルみたいに飛んできた。
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みょんほsideでした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。