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俺たちはこれから練習。
かわいいかわいいマンネが学校から帰ってきた。
そう言って携帯を耳に当てて
部屋に入っていった。
部屋の中からは
あなたから聞いたことが無い言葉や
甘ったるい声が聞こえる。
そして俺は聞いてしまった。
恋してる”” 誰でも気づく。
その時俺の中で何かが壊れた。
思い切って部屋の扉を開けると、目の前にあなた。
顔が赤い
言葉を詰まらせて発した言葉は
嘘だ。
日本人であるあなたが
家族や日本の友達と話す時は必ず日本語。
俺たちは今険悪な雰囲気。
ホシや、巻き込んでごめん
練習室についてみんなで靴を履いたり
ストレッチをしたりで準備を始める。
ボソッとホシが一言。
宿舎を出てから2人は一言も話をしていない。
結局そのまま練習が始まって
まぁ練習はふつーにやるけど
休憩になるとお互いに距離をとる。
2人とも黙ったまま
おかげで休憩時間が長くなって
練習は遅くに終わりそうだ
俺が口を開くと
今までで1番酷い口喧嘩。
マシンガンのように
あなたの口からスラスラと言葉が出る。
小さな声で発したジョンハンの言葉は
しっかりあなたの耳に届いていた。
完全にフィクションですね。
はい。
男の子が嫉妬するシーンを見ていたら
こんなのになりました。
続きあります。
文字数いつもより少ないかも…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。