第6話

油断、そして決別
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2019/03/11 03:54
20〇〇年〇月〇日
午後9時


俺は川瀬に言われた通り〇〇山の広場付近に居た
神崎 明桜衣
この辺か……
神崎 明桜衣
お、居た居た……
多いな……
神崎 明桜衣
川瀬のやつ遅せぇな……
神崎 明桜衣
少し状況見た方いいかな……
俺は、あまりにも人数が多いので敵グループの様子を見ることにした
川瀬 宗次郎
ヨォ
神崎 明桜衣
!?
いきなり肩を叩かれびっくりした
そこには、完全武装……とまでは行かないが
それなりに喧嘩します感漂う格好をした
川瀬がいた
神崎 明桜衣
相手の人数は?
川瀬 宗次郎
ざっと見たところ60は居るなw
なんか妙に楽しげな川瀬に若干不審感を抱きながら、俺は味方勢力、総勢40名の前に出て
今回の戦略、後処理などを総長、幹部らを含め7人くらいで話し合った。
神崎 明桜衣
こんなもんか
川瀬 宗次郎
お、そろそろ始まりだ
味方勢力 総長
そんじゃー、締まって行くぞ!!!
てめぇら、ぶっこめっーー!!!!
双方の総長の合図と共に一斉に前例、つまり
第1特攻隊が、全速力で走る。
神崎 明桜衣
俺は第2特攻か……
独り言を言っていると
川瀬が声を掛けてきた。
川瀬 宗次郎
てめぇ、どんくらい強くなったんだ?
神崎 明桜衣
しらね、これからの動きで判断してくれ
川瀬 宗次郎
おうw
川瀬はニヤリと不敵な笑みを浮かべた

今思えばこの時点で
ある程度こいつの行動は読めたはずだった。
味方勢力 総長
第2列!!!
突撃!!!!
総長の合図で俺は思いっきり走った
俺は、1番前に出ると早速、敵勢力のうちの1人にラリアットをかます。
神崎 明桜衣
1発ko
神崎 明桜衣
オラッ!!!
次々と敵勢力メンバーを倒す俺に歯止めを掛けたのは、当時意外な人物だった。
川瀬 宗次郎
はーい、お疲れさんっ!!
首にとんでもない衝撃が走る、瞬間全身の力が一気に抜けていく。
そう……こいつは昔からそうだったんだ
神崎 明桜衣
川瀬……てめぇ……
そう言うと俺は意識を失った。




〜2日後〜




目が覚めると真っ白な、まるで雪のような天井……
神崎 明桜衣
ってここどこだよ!?
いきなり大声でツッコミを入れてしまった。
看護師
病院ですよ!?
当然の如く驚かれながら看護師に状況、そしてここがどこだか説明を聞かされた。
俺は、あの後、
誰かによって病院へ連れて行かれたらしい
看護師
とりあえず、首の打撲ですので
安静にしていてくださいね。
神崎 明桜衣
分かった……
油断してしまった……
許さない……
俺は、殺意にも似た怒りを心に宿した……

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