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2022/01/21

第9話

🌷




 そういえば、私の誕生日はいつなのだろう





 分からなすぎる





 不思議なことがありすぎる









家入 あなた
っ、あ"……





 今は部活へ行く途中





 私は色んなことを考えていたら頭がすごく痛んだ






 視界がおかしくて、足がふらついて





 私はとりあえず壁によりかかり、そのままうずくまった










 涙が出てくる



 痛い、



 私が頑張って思い出そうとした副反応のようなものだろうか







 色々考えようとしたけどそんなことをできるような余裕はなくて






 この時間、みんな部活に行ってしまっているから、



 先生とか、通る人を宛にするとか、



 助けを呼ぶとか、そんなことはそう簡単にできない








 段々と強くなる痛みに耐えられず、



 私は床に倒れ込み



 間もなくして、私の意識は途切れた



︎︎




 目が覚めると、見覚えのない場所




 雰囲気的に保健室だろう




 誰かが運んでくれたのだろうか



 
 そう考えていると、シャーッという音を立てながら





 勢いよく、仕切りのカーテンが開けられた






黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
あ、起きた?
家入 あなた
あ、今ちょうど…





 きっと、黒尾さんが運んでくれたのだろう




 とりあえず、私を見つけてくれる人がいて良かった




 黒尾さんに感謝だ





家入 あなた
あの、ありがとうございます
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
いーえ、助けるのが当然だしね





 そーやって、微笑みながら話していた




 性格も顔もイケメンなのだと思った