数日間何事も無く、ただ Ω という存在が増えた。
それだけの事だった。
もうすぐ定期テストだから、しっかり家で勉強する時間とるようにしてね。じゃあ…終わり。日直は黒板消しと鍵閉めよろしくね。
HRが終わり、ぞろぞろとクラスの皆が帰って行く。
綾斗ー、雫ー。悪ぃ、俺日直。
ぁ、そうだったね。
下足で、待っとけばいいか?
待っててくれるのか、綾斗 ♡
きもい。置いて帰るぞ、
さ、3人で帰ろうよ榎本くん
雫は優しいな〜、職員室に鍵返しに行くだけだし待っててよ綾斗(ニコッ)
分かったからさっさと行ってこい、
はーい
ー
ーー
ーーー
下足。靴を履き替えて Ω と奏を待った。
ぁ、綾斗くんッ、
ん?
ちょっと話があるんだけど、今大丈夫、?
ッ…ぼ、僕ここで森田くん待ってるよ
あぁ…悪ぃ、すぐ戻ってくる。
Ω と別れて、体育館裏に連れてこられる。
なに、今日デートの約束してたっけ?
ううん、…もう、別れよ。
うん。分かった。
ッ…やっぱり、好きだったのは私だけだっんだ
最近付き合い悪かったし、…たぶん、あの Ω の子のせいだよね…、今までありがとう。
うん。じゃあ、
最近こうゆうのが多い。
もちろん理由は付き合いが悪いから。
別に何とも思わない。
女の子を残して下足に戻る。
そこに Ω の姿が無かった。
ッ…、!?
Ω の下足を見る。 しっかりとスリッパが置いてあった。
おかしい。あいつが1人で帰るはずがない、
おい!
近くを通ったクラスメイトに話しかける。
な、なに
雨宮見なかったか
雨宮なら α の3年生と一緒にいたけど
ッ、どこ行ったか分かるか
えっと…確か、校舎裏に向かってた気がする
お待たせ〜…って、雫は?
来い、行くぞ!
奏の手を掴んで校舎裏に走る。
待って、なになに、俺まだスリッパなんだけど
ちょっと、目離した隙に連れていかれた…たぶん、α だって言ってたから、まずいかも。
ッ…俺、保健室の先生呼んでくるよ
ッ…頼んだ。
ー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ー
ほら、Ω なんだろ。性欲処理してくれよ、
ッ…そ、そういうのは…
ぁ? いいから咥えろって言ってんだよ、
んぐッ……ジュル、ジュル…
歯立てんなよぉ、しっかり喉使って御奉仕しろ
ん…、ジュル…ゃ…、ジュル、
んッ…いいぞ Ω
ッ…ん…ジュル…ジュル ////
(や…ばい…こんな事したらフェロモンが…)
ッ…はぁ…はぁ…凄ぇ、これが Ω の匂いか////
この匂い、発情したのか…ッ、!?
おかげで、場所は分かった…、ここだッ、
おい…!//
ドンッ、と 3年の肩を押して Ω と引き離す。
ぁ、?邪魔すんな、//
ッ…榎本くん…はぁ…はぁ…//
いいからお前は薬、急げ! ///
おい、聞いてんのか…あー、知ってるよお前。女で遊んでるってやつ、ふはッ…なに?今日女いねぇの、?//
先輩こそ…後輩になにさせてんすか、//
ッ…いいんだよ、Ω はこうやって使うもんだろ
ッ…お前ッ、//
( Ω の事穴としか思ってないでしょ? )
恭さんが言ってた言葉を思い出す。
こんなやつが、こんな α がいるから…
なんだよ、気に触ったか?ははッ、あれぇ、榎本くん男もいけるんだ?
ッ…、行くぞ、雫…///
先輩の言葉を無視して、 Ω の腕を肩に回して、
保健室に向かう。
おい、待てよ、
先生呼んどきました。もう時期来るんじゃないっすか?せっかく今ある成績、落ちちゃいますね。可哀想な先輩…////
ッ…てめぇ、
先生を警戒したのか、先輩は立ち去った。
ッ…はぁ…はぁ…///
保健室まで、歩けるか?///
前よりは匂いが薄い。ヒートじゃないのか…、
まぁ、助かる。でも、
体は反応するな…大丈夫…今回は抑えれる…///
はぁ…はぁ…ごめんね…抑制剤…後もう少ししたら効くと思うから…//
ッ…、綾斗!雫!
ッ…榎本くん、先生に任せて、
お願いッ…します、////
ッ…綾斗、こっち、
Ω を保健室の先生に任せ、奏の肩を借りる。
悪ぃ…奏…ッ、///
ううん、凄いじゃん。ほんとに耐えれてる。俺全然雫のフェロモン分かんないけど、
ッ…今日のはヒートじゃないッ…はぁ、はぁ///
そ…でも、綾斗辛そうだよ、抑制剤持ってる?
ッ…あぁ、そう言えば…あったな、…//
鞄から抑制剤を取り出し、飲む。
性欲がおさまってから奏と保健室に行った。
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