どれ見よう、?
任せる、
テスト明け、奏の誘いで3人で遊ぶことになって、
映画を見に来てる。
雫は?
奏がパンフレットを眺めていた Ω に問いかける。
ッ…、ぇ、な、なに?
どれ見たいとかある?
こ、これ…
と、Ω が恋愛モノのパンフレットを持ってきた。
少し驚いたが…まぁ、おかしくはない。
えぇ、雫ったらスケベ〜、
これベッドシーンあるらしいよ、
ッ…そ、そうだったの!?…じゃあ…やめt///
いや、これにしよ〜♪ 雫も女の子の体気になるみたいだし(ニコッ)
ち、違うよ…//
(この主人公少し榎本くんに似てたから…)
ん、? とりあえずチケット買いに行くぞ
Ω の視線を不思議に思いながら、チケットを買いに行く。
ぁ…榎本くんは…よ、良かったの?
綾人は寝るからなんでもいいんだよ、
そうゆうこと、
そ、そうなんだ…
ー
ーー
ーーー
開演時間になり、席に座って、広告を眺める。
左に奏。右に Ω が座って、相変わらず挟まれている。
榎本くん、俺の食べる?
あぁ、さんきゅ。
うん(ニコッ)
Ω のポップコーンを手に取って、口へ運ぶ。
おっぱいでかいかな〜、ね、綾人どう思う?
知るか。お前そこしか興味ねぇだろ、
そんな事あるに決まってるじゃん ♪
あはは…、
(だから俺を巻き込もうとしてたのか…)
ちなみに、雫は女の子の体でいうとどこが好き?
ふぇ…そ、そんなのないよッ…///
(榎本くん…しか興味ないし…)
つまんねぇー、綾人は?
足
ぇ、榎本くんッ…////
なに、
いや…なんでもない…けど…//
こうゆう話慣れてないんだろうな…こいつ。
綾人、俺の足好き?
いや、女の話してんだろ
じゃあ雫の足は?
はぁ…お前らで言ったら雫の方がいい
ッ…!
(俺の足いつ見たんだろう、?ちょっと複雑だけど…好きって言ってもらえたって事だよね)
まぁ…雫運動してないし体弱いから女の子みたいだしね、
こ、こう見えても男だよッ、
チラッと、Ω を見ると嬉しそうに自分の足を見ていた。
なんか…やめろ、その反応//
ッ…寝る…//
は〜い、
笑った顔可愛いし、俺より背低いし、気弱いし、
気遣い…は度が過ぎてるけど…華奢だし、
確かに女みたいだなこいつ。
綾人、俺の肩かしてあげるよ
ッ、悪ぃ。
奏の肩に頭を乗せる。
ぁ…、
ん?
ぃ、いや……おやすみ
ん。終わったら起こして、
と、目を瞑る。
なんだったんだろう。
ふ、…べー
ムスッ)…
ー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ーー✄ー
榎本くん、終わったよ、
ん…、
綾人、ヨダレ垂らして寝てたよ
ガバッと起き上がり口元を拭く。
クスクスッ…、冗談冗談、
ッ…おい、//
ふふッ…でも、ぐっすりだったね
そんなに俺の肩良かった?
いや、硬すぎた。
酷い…(苦笑)
ぐぅぅぅ、とお腹の音が聞こえる。
ッ…ごめん…///
とりあえず、飯食い行くか、
立ち上がり、映画館から出る。
ー
ーー
ーーー
奏の案で、ラーメンとなった。
いただきまーす
いただきます
いただきます。
パキッと、割り箸を割って食べ始める。
相変わらずだなぁ、雫。
もぐもぐ
ぇ?
もうすぐ高3になる奴がお子様メニューって
残しちゃうよりましかな…と思って
さっき腹なってた癖に足りねぇだろ。
これも食え、
Ω の方に俺のチャーハンを寄せる。
ぇ、いいよ…俺食べれないし…
1口でいいから食え。
ぅ…、
綾人、俺にもちょうだい
頼めばいいだろ。
えぇー、
はぁ…ポップコーンのお礼だ、
ぁ…うん(ニコッ)……ぁ、
Ω の手が伸びてきて、俺の口元に触れる。
なッ…///
チャーハン、ついてたよ?
ッ……言えばいいだろ言えば!//
ぁ…そ、そっか…ごめん///
ッ…、なんで俺こんなドキドキしてんだ…//
そもそもこいつがこんな事する奴だったとか…、
ほんと、調子狂う…//
ッ…綾人、水とってー。
ん、
ありがと(ニコッ)
(天然野郎め、…)
もぐもぐ…//
(榎本くんの唇…柔らかかった…//)
食べ終わって、Ω も 抑制剤を飲む。
体調は、大丈夫そうか?
うん、大丈夫だよ(ニコッ)
あ、この前寝不足だったとかでヒート来たじゃん?いつもは雫って何時に寝てるの?
21時かな、
ッ…9時からが楽しいんだよ雫。恭さんいるから厳しいとか?まぁ、ともかく自分でヌいた事ない?
おい…何聞いてんだお前、
何を?
ッ……綾人、怖い…俺この子怖い…(泣)
ぃ、いいだろ別に、落ち着け、
…、?
え?じゃあ綾人は?
食い終わったし、次行くぞ。
ぁ、逃げた。
世の中探せばこうゆうやつもいる訳だ。
健全なんだからそっとしといてやれ、奏。
俺らと一緒にしちゃいけねぇよ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。