ヒュっ、…
下から白い服を着た幽霊が……
真っ直ぐすすんでいく、
後ろから足音が、
なんか、焦げ臭い、?
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バタッという音とともに三散華が倒れる
ツンと鼻を刺激するような匂い、
その瞬間、爆豪くんが私の口を手で塞ぐ
こくりと頷き、自分で口を塞ぐ
倒れた三散華ちゃんを轟くんがおぶり、前へ進む、
私が震える手で指をさす方向を爆豪、轟は見る
私たち3人は顔が青ざめていた。
私は爆豪くんの袖をぎゅっと握る
気づけば私の目には涙がたまっていた。
堪えるのにに精一杯だ、……
もしあれが、…"あの人"が見てる腕が常闇くん、障子くんのものだったら、…
もしふたりが……、っ
だったら、……
だったら少しでもみんなの役にたたないと、っ
怖いって言ったら嘘になるけど、プロヒーローは常に死と隣り合わせ、
怖がってる暇なんてない、!
私もプロヒーローになるって決めたんだから、っ、
決めた、っ、だから、…
耳鳴りがする、
これはマンダレイの、ッ 個性だ
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爆豪くんがヴィランに向かって走ったと思いきやいきなりヴィランからの攻撃が飛んできた
その瞬間轟くんが氷を出して爆豪くんを守る
てことはめちゃくちゃ強いじゃん!!?!!!
鋭い相手の攻撃が私に向かってくる
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!