第10話

935
2020/05/21 11:17

ーチャペル内



モトキSide

祭壇の前で新婦を待つ…って言われても…///
もう緊張しかない…。気を紛らわそうと列席者の席を見てたら…

モトキ
モトキ
(…あ!シルクにマサイ!!なんでここに!?
待って…、あいつら見に来たの??)



シルク・マサイSide
シルク
シルク
(なー、マサイ。あいつかなり緊張してんなー笑 顔固まってんぞ笑)
マサイ
マサイ
(やっべぇ…ちょっと面白くなってきたわ笑)


モトキSide

しかもあいつら、ニヤニヤしてるじゃん……///
ちょっと勘弁してよーーー!





困惑している俺をよそに式は進んでいく…





牧師さんより開会宣言


ー新婦入場ー


パイプオルガンの音色が鳴り響く…


それに合わせたようにチャペルのドアが開いた…






あなたSide

父親役の人も大丈夫って言ってくれるけど、緊張しないわけないよね…。

あ、もう何も考えられなくなってきた笑


(なまえ)
あなた
(…もうすぐだよね。あー、大丈夫かな…///
介添えさんも自信持ってっていってくれるけど…)


ドアの外で待っていると、チャペル内からパイプオルガンの音色が聞こえてきた


ついに入場らしい…


その音色に合わせたようにドアが開いた…



ドアが開いた瞬間、キラキラとした光に少し目がくらんだ

バージンロードを一歩ずつゆっくり進む…

奥の祭壇の前でモトキさんが待っているのが見えた…



列席者の声
(…ねぇ、あの新婦さんすごく綺麗…)
列席者の声
(モデルさんだよね?前で待ってる新郎もカッコイイけど、新婦さんステキだねー!)
マサイ
マサイ
(なぁ、シルク…。模擬挙式…だよな笑)
シルク
シルク
(そのはずだけど笑…どーした?)
マサイ
マサイ
(…あなたちゃんメチャメチャ綺麗だし、モトキも案外さまになってる笑


…やっぱり俺がやれば良かったかな…)
シルク
シルク
(笑…マサイがそんなこというなんてな笑
モトキが羨ましくなったか?笑)
マサイ
マサイ
(いや、うん、やっぱ何でも無いわ…。



あなたちゃん見てるとモトキが羨ましく見える…。いや、まさかな…。)



バージンロードを進むと新郎…いやモトキさんが私を迎えにやって来た


新婦父親役
モトキくん、あなたをよろしく。
モトキ
モトキ
///…はい。


モトキさんが私の手を取り、自分の腕にそっともっていく…


モトキ
モトキ
(///あなたちゃん、大丈夫?
行くよ?///)
(なまえ)
あなた
///…はい…///
モトキSide

あなたちゃんが俺の腕に捕まってる…
自分の左側にあなたちゃんの存在を感じる…
正直…嬉しい…

そのまま…歩みを進めた

あなたSide

緊張するけど…モトキさんがとなりにいてくれる…大丈夫…安心する…

私はモトキさんの腕に捕まり、歩みを進めた


牧師さんの前まで進みふたりが揃った

讃美歌斉唱、牧師さんによる聖書の朗読が行われ…

そして神に祈りを捧げた後…



ついに…誓いの言葉へ…




モトキ
モトキ
(///誓いの言葉っ…きてしまった///
入場するのとは違う恥ずかしさが…///)
(なまえ)
あなた
(…誓いの言葉///ホントにやるんだよね///
何だか恥ずかしい…な///)



誓いの言葉ー
牧師さん
モトキさん。あなたは………。
モトキ
モトキ
(///…き、きたぁー///)





となりをちらっと見ると…モトキさんがものすごく緊張してる…

でも…その真面目な横顔が…すごく、すごく綺麗に見えた………








・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・



一方、こちらのふたりは…

シルク
シルク
(…ワクワク!)
マサイ
マサイ
(……………ふぅ。
何か見てられない……)





模擬挙式…どうなるのでしょうか………






・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・





はい、作者でございます。

模擬挙式少し進みましたね。
今回はマサイくんの気持ちに変化があったようです笑

今後どうなるのでしょう笑?

お楽しみに!!




それでは、アデュー!!






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